2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『魔王 ―JUVENILE REMIX』7

『魔王 ―JUVENILE REMIX』7(少年サンデーコミックス)/著者:大須賀めぐみ、原作:伊坂幸太郎 “第一章 安藤”完結、“第二章 潤也”スタートで、主役が兄から弟へバトンタッチされた巻。表紙も潤也ですね。兄を失ったことで、潤也がダークな世界へとズブズブ…

『魔王 ―JUVENILE REMIX』10

『魔王 ―JUVENILE REMIX』10(少年サンデーコミックス)/著者:大須賀めぐみ、原作:伊坂幸太郎 10巻目にして完結。でも、それが“長い”なんて全く感じられなかった。ここに至るまで先の見えない予期せぬ展開ばかりで、全10巻なんていう長丁場が、あっという…

『刻だまりの姫』1

『刻だまりの姫』1(フラワーコミックスアルファ)/著者:篠原千絵 やはり篠原千恵作品の面白さは健在だなあ…★ 人間の持つ醜くドロドロした負の感情を描かせたら、この人の右に出る者はそうそういないだろうな。この巻では、主人公と恋敵女の感情の動きがめ…

『刻だまりの姫』2

『刻だまりの姫』2(フラワーコミックスアルファ)/著者:篠原千絵 また何か予想外の方向に話が勢いよく転がり始めた…かな? この2巻だけであまりにトントン拍子で進んでしまったので、先がそう長くないような気もする。なんとなく殺人犯は亮じゃないよう…

『黎明のアルカナ』1

『黎明のアルカナ』1(フラワーコミックス)/著者:藤間麗 これは、これから壮大な展開を見せそうな気配をうかがわせる本格的なハイファンタジー、ですね。まだ1巻という序盤なりに、これから先どうなるのかとワクワクします。獣人あり、異能力あり、剣あ…

『陽炎 稲妻 水の月』

『陽炎 稲妻 水の月』(KCデラックス)/著者:飴あられ 4作品収録された短編集。吉原遊郭を舞台にしたものが3作、長崎を舞台にしたものが1作、すべて遊女が主人公。…そこからして、やはり結ばれることのない悲恋の物語だろうな、という予想に違わずの内…

『玻璃月蜻蛉縁物語』1

『玻璃月蜻蛉縁物語』1(ZERO-SUM COMICS)/著者:岩崎美奈子、原作:高里椎奈 人に纏わりついた、執着などといった目に見えないしがらみを、主人公たちが断ち切っていく物語。…と云ってはミもフタもないけど(苦笑) とにかく、まだ1巻だからということも…

『月光ゲーム』

『月光ゲーム』(BLADE COMICS)/著者:鈴木有布子、原作:有栖川有栖 なんか無性に有栖川有栖作品が読みたくなって…での購入。原作小説もコレも遠い昔に読んだハズなんですが、ほぼ忘れていたので懐かしかったです。相変わらず面白いな★ それに、あんだけ…

『人喰いの滝』

『人喰いの滝 ―臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート』(あすかコミックスDX)/著者:麻々原絵里依、原作:有栖川有栖 なんか無性に有栖川有栖作品が読みたくなって…での購入、その2。コレも、やはり遠い昔に読んだハズなんだけど…ウロ覚えですらなく…

『とある魔術の禁書目録』1

『とある魔術の禁書目録』1(ガンガンコミックス)/著者:近木野中哉、原作:鎌池和馬 原作小説に興味があったのですが、あまりに巻数がかさんでいるので、とりあえずどんなもんかマンガから読んでみるか、と思って購入。タイトルに“魔術”なんて出てくるか…

2009/11/02〜11/08の読了本

2009年11月2日 - 2009年11月8日の読書メーター読んだ本の数:23冊読んだページ数:3294ページ予知夢 (文春文庫)前作『探偵ガリレオ』に引き続き、同形式の連作短編集。相変わらず面白く読めますが、前作ほどに新鮮味やインパクトは無いかも。ただ、前作より…

『ララピポ』

『ララピポ』(幻冬舎文庫)/著者:奥田英朗 コレをどうやって映画化したんだろう? よもやR-18? …と真っ先に考えてしまったくらい、全体的にエロに偏った作品でした。でも面白かったけどね。連作短編集ということで読みやすかったし、読み進めていくごと…

『名探偵夢水清志郎事件ノート』VOL.9

『名探偵夢水清志郎事件ノート』VOL.9(KCデラックス)/著者:えぬえけい、原作:はやみねかおる 副題『ハワイ幽霊城の謎<前編>』。9巻目にして初めての前後編でした。…しまった、10巻出てから読めばよかったかなあ?(>_<) 続きが気になる終わり方だっ…

『ばけらの!』

『ばけらの!』(GA文庫)/著者:杉井光 ライトノベル業界(に限らず出版業界全般)には詳しくないので何とも言えないが…作家がこんな化け物だらけだったら、さぞ楽しいだろうな、と。そう素直に思えた一冊。ハイ、とても面白かったです。主人公がライトノベ…

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(電撃文庫)/著者:伏見つかさ 読み終えてしみじみ「ええ話や」って思いました。本当に、過言じゃなくコレ“兄と妹の良い話”なんですよね。ひょんなことから妹の隠していた秘密を兄が知ってしまって、半ば強制的に“人…

『ひとりで生きるモン!』

『ひとりで生きるモン!』(キャラコミックス)/著者:西炯子 これは、以前からずっと読みたくて読みたくて…でもどこにも売ってなくて手に入れられずにいた本。やっと古本でですが入手! はるか昔まだ私がイタイケな少女だった頃、パレット文庫のしおりでぽ…

『とらドラ!』1

『とらドラ!』1(電撃文庫)/著者:竹宮ゆゆこ うん、面白い。文句なしに面白かった。けど…きわめて普通のラブコメだった…(^△^;) タイトルの由来(?)が“虎と竜(ドラゴン)”と聞いていたので、そんなんでラブコメ!? と少々気になってたんですが、ヒロイン…

『きのう何食べた?』1

『きのう何食べた?』1(モーニングKC)/著者:よしながふみ コレ、あちこちで話題で売れ売れなので、前々から気にはなってはいたのですが…どうも私はよしながふみ作品に対して、読んでみれば面白いことは知っていつつも食わず嫌い傾向があるらしく、それで…

『COPPERS』1

『COPPERS』1(モーニングKC)/著者:オノ・ナツメ 『リストランテ・パラディーゾ』でオノ・ナツメ作品の素晴らしさを知り、他の作品にも興味が湧いたので購入。『リス・パラ』シリーズとはまた違った雰囲気で、でも漂うイイカンジのあたたかさは共通で、楽…

『青の祓魔師』1

『青の祓魔師』1(ジャンプコミックス)/著者:加藤和恵 すごい王道、ってカンジはあるんだけど、とても面白い★ 個人的に、王道は嫌いでもないし、絵はむちゃ好みだし、エクソシスト系の漫画もあまり読んだことが無いせいか新鮮に感じるし、で、これからの…

『青の祓魔師』2

『青の祓魔師』2(ジャンプコミックス)/著者:加藤和恵 主人公の通う祓魔塾のクラスメイトが登場して、だんだん世界が広がってきた2巻。『祓魔師は一人では戦えない』っていう弟くんのセリフから、クラスメイトは、ライバルであると同時に仲間、っていう…

『すべてがFになる』

『すべてがFになる』(幻冬舎コミックス漫画文庫)/著者:浅田寅ヲ、原作:森博嗣 原作に興味が湧いたのですが、何となく難しそう…と躊躇して、まずは漫画で読んでみるか、と思い立った次第。――うん、難しいっ★(´Д`;) 結局、細かいリクツが何が何やらよく…

『幻想綺帖 二 玉藻の前』

『幻想綺帖 二 玉藻の前』(眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)/著者:波津彬子、原作:岡本綺堂 短編集だった1巻とは異なり、2巻は長編『玉藻の前』1作が収録。殺生石のいわれは何となく知ってはいたけど、岡本綺堂の原作は全く知らなかったので、一つカシ…

『アイレボ-Ice Revolution』3

『アイレボ -Ice Revolution』3(ジャンプコミックス)/著者:竹村洋平/原作:堤亜弥 これにて完結。ここに至るまではそうでもなかったと思うんだけど、この3巻にきて、あまりにも展開を急ぎすぎてるような感じ。結末も、ゆくゆくはこうなって終わる予定…

『まつりスペシャル』4

『まつりスペシャル』4(ジャンプコミックス)/著者:神尾葉子 まさに予定調和の完結、ってカンジ。まつりが“プロレスをしてる自分”というものを自信もって受け入れられるようになるまでのプロセスとして、コミックス全4巻の分量を必要とすることは、きっ…

『Love,Hate,Love.』

『Love,Hate,Love.』(Feelコミックス)/著者:ヤマシタトモコ なんかこれは、ほわあんと良い★ 初っ端、あまりに唐突に恋に落ちてご都合っぽくも感じられたりしたけど、でも、それはそういうもの、と割り切れれば気にならないし、何よりも主人公カップルの…

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登録してみました。今なにかと話題だから、どんなものなのかなー? と思って。 …とはいっても、どう使うものなのか、一切わかってないんですけどねっ★(←無知) まあノリです。とりあえず乗っかってみたかっただけです。所詮そんなもんです。 あとは、菊が読…

『殺し屋さん』1

『殺し屋さん』1(アクションコミックス)/著者:タマちく. この漫画の原作者が、かの『B.B.Joker』や『4ジゲン』の著者『にざかな』の『にざ』さんだと聞いて、思わず衝動買い。…うん、確かに『にざ』だ!(笑) 相変わらずのブラックユーモア健在。タイト…

『容疑者Xの献身』

『容疑者Xの献身』(文春文庫)/著者:東野圭吾 これまでの2冊とは形式を異にした、ガリレオシリーズ初の長編。なので、この1冊まるまる使って『容疑者Xの献身』onlyです。別の話は入ってません。だからなのか、これまでに共通した軽妙さはなりをひそめて…

2009/10/26〜11/01の読了本

2009年10月26日 - 2009年11月1日の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:2291ページグラスホッパー (角川文庫)やはり、さすが伊坂幸太郎、とでも云うべきか、相変わらず読むごとに物語に引き込まれてゆくし、情景が目に浮かぶような描写力もすごい…