『人喰いの滝』


 『人喰いの滝 ―臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート』(あすかコミックスDX)/著者:麻々原絵里依、原作:有栖川有栖


なんか無性に有栖川有栖作品が読みたくなって…での購入、その2。コレも、やはり遠い昔に読んだハズなんだけど…ウロ覚えですらなく、結果ほぼ初読。…なんてこったい!(´Д`;)
これは『人喰いの滝』『動物園の暗号』『ロシア紅茶の謎』の3作品が収録された短編集ですね。短編なので読みやすいです。あっさりサックリ事件解決★ …いや決して面白くないワケじゃないですよ? 短くてもちゃんと面白い。つくづく火村センセーは発想が柔軟だなーと思う。結構、突飛なトリック平気で暴いてくれちゃってます。これも、まだコミカライズのシリーズがあるようなので、ゼヒとも続きを読みたいです。この漫画家さんの絵は、シンプルでスッキリしてて、結構スキです♪
そしてコレは、巻末にオマケ的な『猫と雨と助教授と』、あり。猫好きな火村センセの一面が楽しいです。


【関連本】
朱色の研究―夕陽丘殺人事件 (あすかコミックスDX―臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート) 朱色の研究―枯木難殺人事件 (あすかコミックスDX―臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート) 201号室の災厄 (あすかコミックスDX―臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート)