★★★★★;最高!

『ジェネラル・ルージュの凱旋』上下

『ジェネラル・ルージュの凱旋』上下(宝島社文庫)/著者:海堂尊 『チーム・バチスタの栄光』に続く、東城大を舞台としたシリーズ第3弾。今回は前2作に比べるとサスペンス色が薄く、ミステリ…というか、社会問題を取り上げたノンフィクションを読んでい…

『ナイチンゲールの沈黙』上下

『ナイチンゲールの沈黙』上下(宝島社文庫)/著者:海堂尊 『チーム・バチスタの栄光』に続くシリーズ第2弾。前作『バチスタ』と比べると、今回の物語は、幾分か非現実的にも感じられましたが、相変わらず読みやすさと面白さは健在。早々から物語に惹き込…

『殿といっしょ』4

『殿といっしょ』4(MFコミックス フラッパーシリーズ)/著者:大羽快 相変わらず飽きのこない素敵な面白さ★ でも今巻は、巻末のおまけまんが・信之と小松の馴れ初め話に、その面白さすべてカッさらわれた感が無きにしもあらず。表紙のとおり、なんといって…

『チーム・バチスタの栄光』上下

『チーム・バチスタの栄光』上(宝島社文庫)/著者:海堂尊 これはスゴイ! 読み始めて早々から惹き込まれてしまいました。読みやすいのに、とても面白い! 何より登場人物のキャラがいいですよね。そこが作者の筆力、というものなのか、各々の人物像がすご…

『夜のピクニック』

『夜のピクニック』(新潮文庫)/著者:恩田陸 歩行祭、などという歩くだけな行事自体に何の意義も見出せないモノグサ太郎でナマケモノなワタクシですが、これはまいりました。ただひたすら歩いているだけの小説が、なんでこんなにも心を揺さぶるんだろう。…

『魔王 ―JUVENILE REMIX』10

『魔王 ―JUVENILE REMIX』10(少年サンデーコミックス)/著者:大須賀めぐみ、原作:伊坂幸太郎 10巻目にして完結。でも、それが“長い”なんて全く感じられなかった。ここに至るまで先の見えない予期せぬ展開ばかりで、全10巻なんていう長丁場が、あっという…

『容疑者Xの献身』

『容疑者Xの献身』(文春文庫)/著者:東野圭吾 これまでの2冊とは形式を異にした、ガリレオシリーズ初の長編。なので、この1冊まるまる使って『容疑者Xの献身』onlyです。別の話は入ってません。だからなのか、これまでに共通した軽妙さはなりをひそめて…

『空の中』

『空の中』(角川文庫)/著者:有川浩 以前から漠然と興味だけはあったんですが、紹介文など読んで、軍モノは苦手だし…と、これまで読むの躊躇してたところがあったんですが、同著者の『塩の街』を読んで、このひとの軍モノなら読めるかも…と、購入に踏み切…

『聖☆おにいさん』4

『聖☆おにいさん』4(モーニングKC)/著者:中村光 巻数を重ねるごとに、だんだん知らない元ネタが増えていきますが、それでも笑っちゃうという、相変わらず高いクオリティがスゴイ★ つか、知恵の木の実って、やっぱリンゴだったんだ…そう考えるとヤだなリ…

『火車』

『火車』(新潮文庫)/著者:宮部みゆき フと思い立ち、かれこれもう何年ぶり? ってくらいにチョー久々〜の再読。でも、これは何度読んでも面白い。一度読んで結末は分かっているハズなのに、それでも読み始めたら物語に惹き込まれて止まらなくなって、気…

『図書館戦争LOVE&WAR』4

『図書館戦争LOVE&WAR』4(花とゆめCOMICS)/著者:弓きいろ、原作:有川浩 ようやく、笠原の“王子様”の正体が明らかに! …ていっても最初から明らかだった気がしないでもありませんが。案の定、ってカンジです★(^_^;) この巻では、笠原両親登場話の前まで…

『しずくの風景』

『しずくの風景』(小学館文庫)/著者:大野潤子 久々に新刊を読んだら、どうしても他の大野潤子作品も読みたくなってしまって…で、コレ買ってしまいました。大野潤子初期の名作ですね。ホント懐かしい。そして、今も昔も変わらない、大野潤子特有の優しく…

『荒川アンダーザブリッジ』9

『荒川アンダーザブリッジ』9(ヤングガンガンコミックス)/著者:中村光 最初はモブ扱いだったラストサムライが、とうとう表紙にまで…! つか、中身でも村長と一緒にハッチャケてるし、相当主要キャラになってきましたね。うん、確かに、ジェラートごとき…

『ミミズクと夜の王』

『ミミズクと夜の王』(電撃文庫)/著者:紅玉 いづき 思いのほか泣けて泣けて…読み終えてすごく心が温かくなりました。ヒネリやら含みやらを一切合切すべて取り払ったどストレートな展開に、グッと心わしづかみにされちゃいました。良質の童話を堪能したな…

『なんて素敵にジャパネスク―愛蔵版』4

『なんて素敵にジャパネスク―愛蔵版』4(ジェッツコミックス)/著者:山内直実、原作:氷室冴子 唯恵=吉野君の起こした事件に全ての決着がついた第四巻。――ホントに…この巻は涙なくして読めなかった。それくらい切ない。吉野君の歩んだ人生も、瑠璃の選択…

『まほろ駅前多田便利軒』

『まほろ駅前多田便利軒』(文春文庫)/著者:三浦しをん お恥ずかしながら私にとって、これが初めての三浦しをん作品です。あちこちの読者レビューを見かけて、面白そうだなーと興味を覚えていた時、たまたま本屋で見かけたので何となく購入してみただけだ…

『WORKING!!』6

『WORKING!!』6(ヤングガンガンコミックス)/著者:高津カリノ 山田(男)の登場で、狼狽しまくってイミフメイな行動に走る小鳥遊くんの有り様がツボる…おかしすぎる…! と、一人グフグフ笑ったのなんの。次巻で形成されるだろう三角関係…どころじゃなく絡ま…

『北走新選組』

『北走新選組』(花とゆめCOMICS)/著者:菅野文 めっちゃくちゃ絵が美麗。なうえに、とにかく土方がカッコよすぎる! 容姿だけのことではなく、その人間性、その存在感、『土方歳三』という人物のすべてにおいてカッコよさが読んでる側に余すところなく伝…

『WORKING!!』5

『WORKING!!』5(ヤングガンガンコミックス)/著者:高津カリノ 女装な小鳥遊くん再び!\(^▽^)/ 表紙カバー絵がアレだったので期待はしてましたが、期待以上に可愛いかった〜♪ あれは激しくツボりますね! でもって、ようやく小鳥遊くんも伊波さんを意識…

『妖怪アパートの幽雅な日常』1

『妖怪アパートの幽雅な日常』1(講談社文庫)/著者:香月日輪 予備知識一切ナシの状態で読んだので、思いのほか泣けて泣けてビックリしました。じんわ〜り心にくる、ハートフルで温かい、良いお話。それに、なんといっても読み易い。講談社文庫、なんてい…

『WORKING!!』4

『WORKING!!』4(ヤングガンガンコミックス)/著者:高津カリノ 相変わらず、小鳥遊&伊波+佐藤&八千代の2カップルが楽しい〜♪ しかし小鳥遊家の姉妹は皆、宗太ダイスキだよなあ…これもこれで面白いからいいんですけど★ 【関連本】

『シャーマンキング 完全版』27

『シャーマンキング 完全版』27(ジャンプコミックス)/著者:武井宏之 やっと…! やっと今日、ようやく手に入りましたっ!\(T▽T)/ ようやく最終巻! しかも“真・完結”ですから! もうもう、すっごいすっごい、出るの楽しみにしてたんです! なのに…発売…

『銀魂』28

『銀魂』28(ジャンプコミックス)/著者:空知英秋 今巻は、いつもにも増して文字が多いなあ。しかも初っ端からほぼ文字だらけ。最強★ …でも相変わらず面白さは抜群デス!!(*^O^*) 【関連本】

『4ジゲン』1

『4ジゲン』1(花とゆめCOMICS)/著者:にざかな またしても性懲りもなく、読み終えた本を整理してる最中、ついつい手にとって読み出したら止まらなくなって…という理由での再読★(^_^;) そもそも、にざかな作品は、この前作の『B.B.Joker』から知ってて、な…

『四ッ谷渋谷入谷雑司ヶ谷!!』

『四ッ谷渋谷入谷雑司ヶ谷!!』(WINGS COMICS BUNKO)/著者:あとり硅子 性懲りもなく再び、読み終えた本を整理してる最中、ついつい手にとって…で再読★(^_^;) これはもう! 何度読んでも面白い作品! 四ッ谷のとびぬけた人間離れっぷりもさることながら。…

『聖☆おにいさん』3

『聖☆おにいさん』3(モーニングKC)/著者:中村光 待ちかねていた第三巻! 相変わらず面白さ全開です! 今回は、今巻で初お披露目の新キャラたちが、それこそブッダ&イエスを食っちゃうくらい、イイ味出してくれてましたよね。やっと登場してくれた四大天…

『七姫幻想』

『七姫幻想』(双葉文庫)/著者:森谷明子 これは面白い! 歴史スキー、特に古代〜中古あたりの歴史スキーなら、もう文句なく面白いと思います! タイトルにある『七姫』とは、たなばたの七姫――織女の七つの異称である「秋去姫(あきさりひめ)」「朝顔姫(…

『NANA』21

『NANA』21(りぼんマスコットコミックス クッキー)/著者:矢沢あい これは、もう…泣く以外、一体どうしろと…?(T△T) ――レンの死を契機に、これまでの伏線の数々が徐々に全貌を現し始めました。ここから窺がえるラストには、まだ絶望しか見えないけれど。…

『大奥』1

『大奥』1(JETS COMICS)/著者:よしながふみ もう、ね…この作品は、どこをどう読んでも“スゴイ”のヒトコト。それしか無いです。言葉を尽くして多くを語る前に、まず「読んで!」と言わずにはいられない。ホント、これまでこれを読まずにいた自分が愚かだ…

『聖☆おにいさん』1

『聖☆おにいさん』1(モーニングKC)/著者:中村光 本屋で平積みされてた横に1話分の見本があったので、ナニゲなくそれを見てしまった…途端、即購入を決意★ ――もう、これほど爆笑したマンガは初めて! 部屋で読みながら一人で大爆笑。立ち読みとかマンガ喫…