ライトノベル

『境界線上のホライゾン』1〈上〉

『境界線上のホライゾン』1〈上〉(電撃文庫)/著者:川上稔 全く“ライト”に読めないライトノベル(笑) まあ見た目からしてライトノベルにあるまじきブ厚さなので、読み終えるのに時間かかるだろうな、くらいの覚悟はしてましたが…よもや、これほどまでに…

『ばけらの!』

『ばけらの!』(GA文庫)/著者:杉井光 ライトノベル業界(に限らず出版業界全般)には詳しくないので何とも言えないが…作家がこんな化け物だらけだったら、さぞ楽しいだろうな、と。そう素直に思えた一冊。ハイ、とても面白かったです。主人公がライトノベ…

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(電撃文庫)/著者:伏見つかさ 読み終えてしみじみ「ええ話や」って思いました。本当に、過言じゃなくコレ“兄と妹の良い話”なんですよね。ひょんなことから妹の隠していた秘密を兄が知ってしまって、半ば強制的に“人…

『とらドラ!』1

『とらドラ!』1(電撃文庫)/著者:竹宮ゆゆこ うん、面白い。文句なしに面白かった。けど…きわめて普通のラブコメだった…(^△^;) タイトルの由来(?)が“虎と竜(ドラゴン)”と聞いていたので、そんなんでラブコメ!? と少々気になってたんですが、ヒロイン…

『アクセル・ワールド 3 夕闇の略奪者』

『アクセル・ワールド 3 夕闇の略奪者』(電撃文庫)/著者:川原礫 そ、そこで終わるー!!?(◎Д◎;) それはいくらなんでも無体だと思うよ…(T-T) ともあれ、この巻も文句なく楽しめました。やっぱ、この作者の読者を物語へと引きずり込む吸引力はすごい。またし…

『神威天想 斎姫繚乱』

『神威天想 斎姫繚乱』(講談社X文庫ホワイトハート)/著者:宮乃崎桜子 できれば…こんな結末で終わってほしくなかったかもなあ…(-.-;) まだ残りページたっぷりな中盤くらいで、蜻蛉(カゲ?)の行方も分からない状態のまま晴れて宮様と義明に春が訪れちゃ…

『月の船 星の林 ―地獄の花嫁がやってきた』

『月の船 星の林 ―地獄の花嫁がやってきた』(コバルト文庫)/著者:瀬川貴次 なんと、まさかの最終巻! これで完結とはさみしいですね。そこまで大河では続かないだろうな、とは思う反面、なんだかんだで10冊くらいは続くんじゃ? とか思ってたのに。もち…

『ミミズクと夜の王』

『ミミズクと夜の王』(電撃文庫)/著者:紅玉 いづき 思いのほか泣けて泣けて…読み終えてすごく心が温かくなりました。ヒネリやら含みやらを一切合切すべて取り払ったどストレートな展開に、グッと心わしづかみにされちゃいました。良質の童話を堪能したな…

『塩の街―wish on my precious』

『塩の街―wish on my precious』(電撃文庫)/著者:有川浩 巷で話題の大人気作家、ということで、また、以前から『Story Seller』のようなアンソロジー本で短編作品を読んでいたことも手伝って、ようやく有川浩という作家に興味を覚えてきた昨今。…お恥ず…

『アクセル・ワールド 1 黒雪姫の帰還』

『アクセル・ワールド 1 黒雪姫の帰還』(電撃文庫)/著者:川原礫 今あちこちで話題の作者、ということで、試しに読んでみた『ソードアート・オンライン』が思いのほか面白かったので、2巻と一緒に購入。『SAO』同様、ゲームを取り扱った小説、にしては、…