『骸の爪』


 『骸の爪』(幻冬舎文庫)/著者:道尾秀介


真備・道尾コンビの2作目。前作『背の眼』に比べ、この『骸の爪』は、霊的要素が足りなかったですねー(苦笑) 導入は、やはり道尾が霊現象的なものを体験し、それに興味をもった真備が動き出す、ってな“お約束”なんですが、最後は見事に真相がオカルト的なものから外れていきました。普通に面白い本格ミステリでございました。…霊が云々、てのは最初だけだったんかなー?(´ω`) とりあえず次の作品に期待!


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