『押入れのちよ』


 『押入れのちよ』(新潮文庫)/著者:荻原浩


ホラーとかオカルトっぽいテイストの短編作品集である、この1冊。私は、表題作の『押入れのちよ』が一番スキかな♪ 幽霊のちよはあんなにも愛らしいのに、それがゆえにか、生前のちよが切なすぎる。この作品だけは、“その後”が読みたいと切に思いました。ほかの作品は…うん、それなりに(^_^;) 機会があれば、同作者の他作品も読んでみたいです。今度は長編を。