2009-10-12 『ボトルネック』 感想 ★★★★☆;面白い 小説 2009年 10月 『ボトルネック』(新潮文庫)/著者:米澤穂信 面白い作品、だとは思う。読んでいくうちに惹き込まれてしまったし、自分をボトルネックに例える主人公に共感して切なくなった。でも…それゆえに読んでいてイヤな気持ちにもなったし、後味も悪かった。自分とは正反対キャラの自分がいるもう1つの世界なんて、自分がいないからこそ上手く回っている世界であればあるほど、やっぱり見たくなんてないですね。それを思い知らされた一冊でした。