『少女ファイト』6


 『少女ファイト』6(イブニングKCDX)/著者:日本橋ヨヲコ


この巻も、表紙のとおり、ルミコがメイン…になるのかな? 彼女の過去の傷とそこからの成長…というか、母との相互理解に至るまでの友情物語、だね。彼女にアドバイスする、自分を客観的に見ることのできてるナオちゃんの姿にグッときた。すごいよナオちゃん、ホントただのコギャルじゃなかったんだね(笑) さらに、ド迫力満点な伊丹のヤクザな啖呵にド肝をぬかれました。あれは惚れるわ〜★(*^o^*) また、同時進行で小田切弟の脱・引きこもり物語、にもなりましたね。しみじみ思うけど、この漫画って、ホント素敵な大人ばかりが出てくる物語だ。今巻では、編集者のルミコパパ、最高でした。練と小田切姉の仲もワンステップアップしたみたいだし、今巻はわりといいことづくめですね。とはいえ、式島兄の病気や、それによる式島弟の葛藤やら、ナリをひそめてる唯の出方も気になるところだし、さらに、最後にちょこっと監督とコーチの間で物議を醸した、小田切姉が大石姉に生き写しということは、はたして良いことなのか悪いことなのか…もろもろを含んで物語が今後どう動くか、読めなくてただただ楽しみで仕方ありません。
そして…これだけ読む分には影響ないっぽいけど、『G戦場ヘヴンズドア』も、繋がってるならゼヒ読んでみたいなあ…★(´▽`)


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