『モンスターハンター オラージュ』4


 『モンスターハンター オラージュ』4(ライバルコミックス)/著者:真島ヒロ、監修&協力:カプコン


あまりに都合よく調子よくトントン拍子で展開しすぎてるなー…と思ったら、よもやの全4巻完結! んなバカな!(◎△◎;) そんなアッサリ見つかって倒せちゃったら“伝説のドラゴン”の価値ねーよ…と思ったのはアタシだけでしょうか。そんな“伝説”だの“封印”だの何だのと大風呂敷が広げられてきたので、個人的には、同作者著作の『RAVE』みたいに、もっと壮大な物語が展開されるものと期待していたんですが。過去、コレと同じようにゲームの世界観を借りたオリジナル作品『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』みたいに長く続いた例もありますし、そんなカンジで、もっと、こう、ばばーんと…! ――うん、わかってますよ作者のスケジュールとかキャパの問題ですよね、忙しいんだもんね。でも4巻で終わりは…上手いこと纏めたなあ、って感心するところはあれど、ちょっとあっけなさすぎじゃ? と思わないでもない。しかも当の4巻、本編部分1/3くらいっきゃ収録ねーしね。残り、モンハンゲーマーしか元ネタ分からない4コマだしね。ちょっとガッカリです。…とくれば、この巻に関しちゃいくら真島ヒロファンでも過大評価できないっすよね。残念ー★


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