『妖怪アパートの幽雅な日常』2


 『妖怪アパートの幽雅な日常』2(講談社文庫)/著者:香月日輪


うーんと…1巻に比べて、2巻は随分ブッ飛んだなあ主人公? というカンジ? 相変わらず、ほのぼのでハートフルでイイカンジな雰囲気ではあるんですが…だって、まさか主人公まで魔術書を操る魔導士として霊能力に目覚めてしまうとは、思わないじゃん?(^_^;) なので、これまでは、妖怪アパートという特異な環境に身を置いている一般人、という立場だった主人公が、これからは、そんな環境に身を置いていてもおかしくない霊能力者、という立場へ、徐々にシフトチェンジしていくと思われますので、これまでとはまた違った風味の面白さでもって物語が展開していくことになるんじゃないかな。とりあえず私は、そこに期待して次巻を待つことにします。――でも…それを是とするか非とするかは人による…んだろー、なー?(-_-;)


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