『武士道シックスティーン』1


 『武士道シックスティーン』1(アフタヌーンKC)/著者:安藤慈朗、原作:誉田哲也


マーガレット版の入手後にコチラに気付き、同時期に同じ作品を原作にしたコミックが発売されてるなんて、と、半分興味で購入。コレはアフタヌーンだから青年誌になるのかな? の割には、絵が少女マンガ並みに可愛くて読みやすかった。女の子なんて、めちゃくちゃ可愛い。一見すると丁寧に描き込みしているようにうかがえるのに、それでいて画面がゴチャゴチャして見えないところがすごいですね。剣道のシーンなんか迫力充分です。主人公二人の出会いの場である試合の場面なんて、思わず手に汗にぎっちゃいます。とても好み★ また、マーガレットの方と比べると、こちらの方が、登場人物の内面重視、なストーリー展開をしているように感じました。まだ1巻という序盤ではありますが、主人公二人の違いは、よく表現されているんじゃないでしょうか。両極端なほどタイプの違う二人が、これからどのような時間を経て、切磋琢磨し友情をはぐくんでいくことになるのか、先がとても楽しみです。


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