2009/10/12〜10/18の読了本


2009年10月12日 - 2009年10月18日の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:5743ページ

ボトルネック (新潮文庫)ボトルネック (新潮文庫)
面白い作品、だとは思う。読んでいくうちに惹き込まれてしまったし、自分をボトルネックに例える主人公に共感して切なくなった。でも…それゆえに読んでいてイヤな気持ちにもなったし、後味も悪かった。自分とは正反対キャラの自分がいるもう1つの世界なんて、自分がいないからこそ上手く回っている世界であればあるほど、やっぱり見たくなんてないですね。それを思い知らされた一冊でした。
読了日:10月12日 著者:米澤 穂信
となりの怪物くん 3 (デザートコミックス)となりの怪物くん 3 (デザートコミックス)
★★★★☆
読了日:10月13日 著者:ろびこ
押入れのちよ (新潮文庫)押入れのちよ (新潮文庫)
ホラーとかオカルトっぽいテイストの短編作品集である、この1冊。私は、表題作の『押入れのちよ』が一番スキかな♪ 幽霊のちよはあんなにも愛らしいのに、それがゆえにか、生前のちよが切なすぎる。この作品だけは、“その後”が読みたいと切に思いました。ほかの作品は…うん、それなりに(^_^;) 機会があれば、同作者の他作品も読んでみたいです。今度は長編を。
読了日:10月13日 著者:荻原 浩
背の眼 上 (1) (幻冬舎文庫 み 11-1)背の眼 上 (1) (幻冬舎文庫 み 11-1)
これは、いわば推理小説…になるんだろうけど、まずオカルトありき、の推理もの。そういうのは、わりと珍しいかもしれない。この作品では、霊、というものが確固として存在しているものであり、それを体験するのがワトソン役の道尾で、それを追い求めているのが、探偵役の真備。その設定からして興味深い。うえに、真備のキャラクターがまた理屈っぽくて面白い。霊現象に抵抗のない方はゼヒ! オススメです★
読了日:10月15日 著者:道尾 秀介
背の眼 下 (3) (幻冬舎文庫 み 11-2)背の眼 下 (3) (幻冬舎文庫 み 11-2)
★★★★☆
読了日:10月15日 著者:道尾 秀介
骸の爪 (幻冬舎文庫 み 11-3)骸の爪 (幻冬舎文庫 み 11-3)
真備・道尾コンビの2作目。前作『背の眼』に比べ、この『骸の爪』は、霊的要素が足りなかったですねー(苦笑) 導入は、やはり道尾が霊現象的なものを体験し、それに興味をもった真備が動き出す、ってな“お約束”なんですが、最後は見事に真相がオカルト的なものから外れていきました。普通に面白い本格ミステリでございました。…霊が云々、てのは最初だけだったんかなー?(´ω`) とりあえず次の作品に期待!
読了日:10月15日 著者:道尾 秀介
シャドウ (創元推理文庫)シャドウ (創元推理文庫)
これは…ミステリのようであり、はたまたホラーのようでもあり…でも結局は、家族愛を描いた物語、ということになるんではないだろうか。全編を通して、いろいろと考えさせられました。…つか、大人顔負けにシッカリしすぎてる小学生って、どうよ? とは思いましたが。そういう細かいところに目をつむれば、文句なく面白いです。読了感もスッキリだし、ゼヒおすすめです!
読了日:10月16日 著者:道尾 秀介
金田一少年の事件簿 14 極厚愛蔵版 (KCデラックス)金田一少年の事件簿 14 極厚愛蔵版 (KCデラックス)
この巻にて“第一期完結”らしいです。こうやってそろってみれば…“第一期”分を纏め読みできる、って点では、この愛蔵版もそうそう捨てたモンじゃなかったですね。…多少厚すぎて読みにくいのが難点とはいえ、ね(^.^;) これに続く“第二期”分も、たまったらいずれはこうやって愛蔵本化してくれるんでしょうか? …つか、それ以前に、短編集や特別編は同装丁の愛蔵版化してくれないんでしょうか? 実は、それこそ待ってたんですけど。このままスルーされたら悲しいなあ…(>.<;)
読了日:10月16日 著者:さとう ふみや
金田一少年の事件簿 剣持警部の殺人 上 (少年マガジンコミックス)金田一少年の事件簿 剣持警部の殺人 上 (少年マガジンコミックス)
サブタイトル、実は『剣持警部の災難』とかと間違えてませんか? って思うくらい、…まあ、そこは、大方の予想どおり、ってなもんでしょうが、案の定、殺人に巻き込まれたっつーだけの剣持警部。見事に剣持警部は何もしてないうちに事件が進んでいきましたよねー。これも予想通り。それでも、久々に読む『金田一〜』の新作は、なんか新鮮で、ちょっとワクワクしながら読めました。剣持警部も、今回は役どころが普段と違う所為か、いつもよりもシブカッコイイ雰囲気でしたしね。――しかし、しばらく見ないうちに絵が変わったなあ…★
読了日:10月16日 著者:さとう ふみや,天樹 征丸
金田一少年の事件簿 剣持警部の殺人 下 (少年マガジンコミックス)金田一少年の事件簿 剣持警部の殺人 下 (少年マガジンコミックス)
下巻は、『剣持警部の殺人』の回答編、プラス、中学時代のハジメと美雪のエピソード2話。――宿命のライバルだから仕方ない、とは思うものの…いい加減、地獄の傀儡師が背後にいない犯人は出てこないものか。つか、それならいっそ直接対決しませんか。と思わないでもない。それを考えると、それが影もカタチも出てこない中学生編に少し和みました。たまにしか出ないからか、読めばやっぱ『金田一〜』は面白いね!
読了日:10月16日 著者:さとう ふみや,天樹 征丸
神のみぞ知るセカイ 6 (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 6 (少年サンデーコミックス)
★★★★☆
読了日:10月16日 著者:若木 民喜
ZERO 1〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 5)ZERO 1〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 5)
再読。5・6巻の購入に合わせ、改めて1巻から。
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
ZERO 2 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 6)ZERO 2 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 6)
再読。5・6巻の購入に合わせ、改めて1巻から。
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
ZERO 3 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 7)ZERO 3 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 7)
再読。5・6巻の購入に合わせ、改めて1巻から。
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
ZERO 4  〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 8)ZERO 4 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 8)
再読。5・6巻の購入に合わせ、改めて1巻から。
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
ZERO 5  〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 9)ZERO 5 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 9)
★★★★☆
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
ZERO 6  〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 10)ZERO 6 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 10)
ようやっと完結。後半へと物語が進むにつれ、ただでさえ難解なストーリがさらに輪をかけて難解になっていくし、少女マンガでこの作者のキレイな絵だからこそ読める、っていう、痛かったりエグかったりグロかったりする場面も多々増え、人を殺したり殺されたりも多いから、“12天”の仲間も1人減り2人減りしていって…そりゃ痛くて切なくて悲しくてやりきれなさばかりが募る、ってなモンだけど、そこをヘコたれずにここまで読み続けてよかった、って素直に思える、読了感サワヤカなラストでした。
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
少女ファイト 1 (イブニングKCDX)少女ファイト 1 (イブニングKCDX)
かなり面白かった! しょっぱなから要所要所でワケあり感がただよっていて、物語にグイグイ惹き込まれてしまいました。黒曜谷へ進学することを決めたこれからの練のバレー人生の行方も気になることですが、同時進行しそうな恋模様の行方にも、期待大です♪ しかし…小中学生を描いてるにしては、なんでこう雰囲気がアダルティーなんだろうなあ…? 掲載誌の所為か?(^.^;)
読了日:10月18日 著者:日本橋 ヨヲコ
少女ファイト 2 (イブニングKCDX)少女ファイト 2 (イブニングKCDX)
早くも練の名プレーヤーぶりが明らかに。…あの記憶力といい、観察力といい、指導力といい、牽引力といい、ちと出来すぎな感もなくはないですが、それだけ非凡な選手、ってことの表れといわれれば素直にうなずけますね。これは、まだ全貌が見えぬ狂犬モードが楽しみだ。――そして、コンタクトにして髪を切った、決意の初心者・小田切ちゃんがいとおしい…いやマジメに★(´∀`)
読了日:10月18日 著者:日本橋 ヨヲコ
少女ファイト 3 (イブニングKCDX)少女ファイト 3 (イブニングKCDX)
だんだんと個性バラバラだった黒曜谷高校女子バレー部の面々が纏まりつつあるのがイイカンジ。でも、賭博バレーなんてのは…どうなんだろ?(汗) つか、最後の最後で小田切チャンのいとしさ全開だったのはどういうワケだ? あれはミチルじゃなくても惚れるね絶対。そして、まだナゾな唯の、あのイヤ〜な女っぷりが気になります。次、はやく読みたいー!(>▽<)
読了日:10月18日 著者:日本橋 ヨヲコ
名探偵夢水清志郎事件ノート (Vol.1) (KCデラックス)名探偵夢水清志郎事件ノート (Vol.1) (KCデラックス)
すっごい読みやすいライトミステリ、ってカンジかな? 原作の小説も児童書みたいだし、作品自体、そもそも小中学生向けなんでしょうね。なので、そこまで本格ミステリっぽくもなく、ばかすか人が死ぬワケでもなく、雰囲気も重々しくなく、誰でもサックリ楽しむことのできる推理ものだと思います。あんまり本格にこだわらない方や、ミステリ初心者なんかには、ゼヒともオススメですね! あ、あと、“次巻に続く”とか後引く終わり方してることなく、キリよく終わった物語が1冊で収まってるのも、読む側としては嬉しいところかも。
読了日:10月18日 著者:はやみね かおる,えぬえけい
名探偵夢水清志郎事件ノート (Vol.2) (KCデラックス)名探偵夢水清志郎事件ノート (Vol.2) (KCデラックス)
今後の、夢水のもとに“事件とか持ち込み係”(?)って存在になるのかな? な、伊藤サン登場ー! の巻。『雪霊伝説』と『魔女の隠れ里』、二つのエピソードが収録されてる1冊ですが、これで伊藤サンの役割が固まったカンジですね。伊藤サンが事件持ち込んできて、三つ子たちが渋る夢水を引きずり出して、…ていうパターンが今後の鉄板になりそげな予感。次も楽しみです。
読了日:10月18日 著者:はやみね かおる,えぬえけい

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