『かずはじめ作品集 2』
収録作品は『神奈川磯南風天組〜最強編』『鴉ＭＡＮ〜覚醒編』『Ｊｕｔｏ−ジュウト−』の３作品。うち、読みきり短編は『Ｊｕｔｏ−ジュウト−』のみですね。作品集１同様、相変わらず『神奈川磯南風天組』が一冊の２／３くらいの分量を占めてます。『鴉ＭＡＮ』は２話分のみ。折込チラシによれば、来月発売になる作品集３で、この続きにあたる『鴉ＭＡＮ〜飛翔編』が収録されるらしい。――つか、何故ひとつの作品を１冊に纏めてくれないんだろうか？ わざわざ２冊にまたがって収録することもないだろうに。この続きが読みたいなら次の巻も買え、みたいなそのやりかた、なんかあざとい。と思わないでもない。とはいえ、かずはじめ好きは、どんな売り方されようが全て買うのだろうから関係ないか？（笑） また、売り方と内容にも、全くもって関係はないですしね。今巻も、相変わらずかずはじめワールド盛りだくさんで楽しめました。しかも、３作品中２作は既読だった作品集１と違って、今回は３作品中２作は初読だったしね♪ また、作品集１で「ちょっとバカっぽい？」と思った『神奈川磯南風天組』も、この『最強編』に到り、だんぜん面白くなったし！ 主人公２人が、前の『出会い編』よりカッコよくなってる。…と思ったのはアタシだけか？(^o^;) まあ、なにはともあれ、今巻も面白く読めたね、ってことで★ 次の作品集３も楽しみです。『鴉ＭＡＮ』の行方も気になるしな。――あざとい、とは思っていても…結局は出版社の策略に乗っかってしまうアタシは、間違いなくバカかもしれない。…とシミジミ思う。ホント思う。
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