『探偵学園Q』1


 『探偵学園Q』1(講談社漫画文庫)/著者:さとうふみや、原作:天樹征丸


金田一少年の事件簿』を読んだら、フと何となくコッチも読みたくなってしまって…で、仕舞い込んでたのを引っ張り出してきての再読。そろそろ古本屋へ売りに出すかと思ってたところだったので、手放す前に読み返す機会が出来て、ちょこっとラッキー?(^_^;) …ともあれ、そうやって読み返してみて、シミジミ感じたことですが。――つくづくありえないよなーこの設定★ みたいなー?(←爆) サスガ少年マンガだ。少年の夢あふれる推理マンガ(笑) これに比べれば、『金田一〜』の方が、年齢層も上だろうし、どっちかっつーと“本格派”っぽいです。普通の推理モノを期待してたら、ちょっと裏切られるかも。…とはいえ、これだって“推理モノ”であるには違いないんですが。でも何となく“正統派”から逸れてるような気がするんですよ。作品のメインテーマに、事件とか推理とかよりも、どちらかといえば、友情とか成長とか、そういう方に重きを置いてるようなカンシがする所為かしら? 何にせよ、読んでみればちゃんと普通に面白いんですが、結構スキキライが分かれる作品だと思います。


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