2009年10月の読了本


2009年10月の読書メーター
読んだ本の数:85冊
読んだページ数:18986ページ

安徳天皇漂海記 (中公文庫)
時代や国を超えてさえ全ての事象が安徳天皇へと帰結する、という鮮やかさ…こんなにも荒唐無稽な物語にこうまで説得力を持たせている作者の筆力たるや、本当にスゴイ! と、読み終えてタメ息です。なんて強引で、なんて乱暴で、おまけにちょっとやりすぎ感アリアリじゃない? …とは思うものの、読み進めていくだに惹き込まれてしまう、この魅力。いや、これはもはや“魔力”かな? 誰も見ようとはしない“歴史の隙間”というブラックスポットを、こうまで大胆に彩色してしまう、その作者の筆力には、虜になってしまいそうです。
読了日:10月03日 著者:宇月原 晴明
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ぬらりひょんの孫 7 (ジャンプコミックス)
★★★★☆
読了日:10月04日 著者:椎橋 寛
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屍鬼 6 (ジャンプコミックス)
★★★★☆
読了日:10月04日 著者:藤崎 竜,小野 不由美
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■嘘つきは姫君のはじまり姫盗賊と黄金の七人 後編―平安ロマンティック・ミステリー (3) (コバルト文庫 ま 10-6)
★★★★☆
読了日:10月04日 著者:松田 志乃ぶ
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■桜嵐恋絵巻 ~半分の秘めごと~
★★★★☆
読了日:10月05日 著者:深山 くのえ
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■月の船星の林―地獄の花嫁がやってきた (コバルト文庫 せ 1-38)
“シリーズ最終巻”って気負いもあったものか…やりたい放題でしたよねー中身(^_^;) 要所要所で平安風情のへったくれもなかったです。確かに、もともとそこまで平安平安してたカンジではなかったですが…それでも、和琴とか琵琶とかで「ギュイーン」とか、それはないよ(笑) あと、やはり最終巻ということで、いろいろ詰め込まれてる気がしなくもない。それでも結局、何にも落ち着くところに落ち着いてないような結末が、これはこれでこのシリーズらしくていいんじゃないかな、とも思ったり。
読了日:10月05日 著者:瀬川 貴次
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■斎姫繚乱 (講談社X文庫―ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月05日 著者:宮乃崎 桜子
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■積善白花―斎姫繚乱 (講談社X文庫―ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月06日 著者:宮乃崎 桜子
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■火炎藤葛―斎姫繚乱 (講談社X文庫―ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月07日 著者:宮乃崎 桜子
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■龍棲宝珠―斎姫繚乱 (講談社X文庫―ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月07日 著者:宮乃崎 桜子
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■怨呪白妙 斎姫繚乱 (講談社X文庫 ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月08日 著者:宮乃崎 桜子
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■華燭恋唄 斎姫繚乱 (講談社X文庫 ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月08日 著者:宮乃崎 桜子
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■斎姫繚乱(7) 歳星天経 (講談社X文庫ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月08日 著者:宮乃崎 桜子
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■夜啼姫神 斎姫繚乱 (講談社X文庫 ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月08日 著者:宮乃崎 桜子
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■紅蓮瞠目 斎姫繚乱 (講談社X文庫ホワイトハ-ト)
★★★☆☆
読了日:10月08日 著者:宮乃崎 桜子
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■龍楼月陰 斎姫繚乱 (講談社X文庫―ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月08日 著者:宮乃崎 桜子
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■月魄霊鏡―斎姫繚乱 (講談社X文庫 みF- 34 ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月08日 著者:宮乃崎 桜子
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■望月弥栄 斎姫繚乱 (講談社X文庫 みF-35 ホワイトハート) (講談社X文庫 みF- 35 ホワイトハート)
★★★☆☆
読了日:10月09日 著者:宮乃崎 桜子
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■神威天想 斎姫繚乱 (講談社X文庫 みF- 36) (講談社X文庫 みF- 36 ホワイトハート)
できれば…こんな結末で終わってほしくなかったかもなあ…(-.-;) まだ残りページたっぷりな中盤くらいで、蜻蛉(カゲ?)の行方も分からない状態のまま晴れて宮様と義明に春が訪れちゃったとこからして、きっとそのあとになーんかあるんだろうなと、ヤ〜な予感はしてたんですが。…やっぱ案の定だったし(-_-;) ともあれ、最後の最後にあったかい雰囲気で終わって、ほんわかした気持ちにはなれましたし、ちょっと駆け足で終わってしまったかな? って感もなくもないですが、これはこれで納得いく結末、ではありました。
読了日:10月09日 著者:宮乃崎 桜子
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■トウカ草紙 1 (フラワーコミックスアルファ)
大野潤子は、ほのぼの〜とした物語を描かせたら天下一品! 今作も、まさに紙面からあふれてくるような温かさと優しさに、思わず涙が出そうになりました。これぞ、大野潤子カラー、ってヤツですか。登場するのは本当に優しい人たちばかりで、読むだに心が洗われるようです。ただし、まだ1巻、ということもあって、まだイイコトだけしか紡がれていないだけかもしれません。とりあえず今後の展開に期待。最後のエピソードで、一応トランスジェンダーの問題にも触れてましたし、そういう社会問題を取り入れつつ、物語は展開していくのかな?
読了日:10月09日 著者:大野 潤子
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図書館戦争LOVE&WAR 3 (花とゆめCOMICS)
★★★★☆
読了日:10月10日 著者:弓 きいろ,有川 浩
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アクセル・ワールド 3 (電撃文庫 か 16-5)
そ、そこで終わるー!!?(◎Д◎;) それはいくらなんでも無体だと思うよ…(T-T) ともあれ、この巻も文句なく楽しめました。やっぱ、この作者の読者を物語へと引きずり込む吸引力はすごい。またしても、息つくヒマなく一気読みさせられました。…しかし、相変わらず何でもアリな世界だ。あの卑劣な敵相手に主人公はどんな手段を講じるのか、次巻が楽しみです。
読了日:10月10日 著者:川原 礫
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さよなら妖精 (創元推理文庫)
読みながら、“こうならないで欲しいなあ…”と願っていた結末そのままを迎えてしまったので、読了感は、かなりやるせなかったです。でも、それに至るまでは、ある意味、米澤穂信作品らしい“日常の謎”が随所に織り込まれている作品、と言えるのではないかな? 日本人なら気にも留めないようなことでも、こうやって呈示されてみると、なるほどなあ…って感心させられます。異邦人の少女とちょっとした謎を交えた、日本の高校生の青春模様を描いた作品、と考えたら面白い作品です。
読了日:10月11日 著者:米澤 穂信
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図書館戦争LOVE&WAR 4 (花とゆめCOMICS)
ようやく、笠原の“王子様”の正体が明らかに! …ていっても最初から明らかだった気がしないでもありませんが。案の定、ってカンジです★(^_^;) この巻では、堂上教官視点がメインなカンジだったので、いよいよ“LOVE”のウエイトがぐーっと高まってきそうな雰囲気アリアリだし、これからの展開がより楽しみになりましたね! …つか、あの“志村うしろ!”的なアレには大爆笑でした♪ 確かに、玄田隊長的にはあれは合格させないわけにはいくまい。が、そうか…笠原はその天然ボケっぷりで合格したのか…それすげえよね、ある意味。
読了日:10月11日 著者:弓 きいろ
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■暁の闇(3) (BLADE COMICS)
★★★☆☆
読了日:10月11日 著者:夏乃あゆみ,かわい有美子
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鹿男あをによし 1 (バーズコミックス)
まだ1巻だから、ということもあるのでしょうが、まだ先が見えず。面白いともつまらないとも、まだ判じ難いところがあります。それが分かるのは今後の展開如何かな。とりあえず2巻も一緒に買ってみたことだし、しばらく追いかけてみようかと思います。そして、梶原にき画による主人公に、ちょっぴりツボりました★ なんか…しがない、ていうより、なさけな〜いカンジがイイ! なんかスキ!(笑)
読了日:10月11日 著者:万城目 学
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鹿男あをによし 2 (バーズコミックス)
★★★★☆
読了日:10月11日 著者:万城目 学
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■しずくの風景 (小学館文庫)
大野潤子初期の名作ですね。ホント懐かしい。そして、今も昔も変わらない、大野潤子特有の優しくてあたたかな雰囲気に、なんか安心しました。ぶっちゃけ平たく言ってしまえば、単に“サッカー部を通して描かれる高校生たちの青春ストーリー”という、よくありそげなものでしかないんですが。ありがちでも、とても良い作品なのです。そして、短編のシリーズものだから、サックリ軽く読める感じもあります。これぞ、ゼヒゼヒ一度読んで欲しいオススメ本です。読めば読むほど深く沁み込んでくる作品です★
読了日:10月11日 著者:大野 潤子
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ボトルネック (新潮文庫)
面白い作品、だとは思う。読んでいくうちに惹き込まれてしまったし、自分をボトルネックに例える主人公に共感して切なくなった。でも…それゆえに読んでいてイヤな気持ちにもなったし、後味も悪かった。自分とは正反対キャラの自分がいるもう1つの世界なんて、自分がいないからこそ上手く回っている世界であればあるほど、やっぱり見たくなんてないですね。それを思い知らされた一冊でした。
読了日:10月12日 著者:米澤 穂信
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となりの怪物くん 3 (デザートコミックス)
★★★★☆
読了日:10月13日 著者:ろびこ
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■押入れのちよ (新潮文庫)
ホラーとかオカルトっぽいテイストの短編作品集である、この1冊。私は、表題作の『押入れのちよ』が一番スキかな♪ 幽霊のちよはあんなにも愛らしいのに、それがゆえにか、生前のちよが切なすぎる。この作品だけは、“その後”が読みたいと切に思いました。ほかの作品は…うん、それなりに(^_^;) 機会があれば、同作者の他作品も読んでみたいです。今度は長編を。
読了日:10月13日 著者:荻原 浩
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■背の眼 上 (1) (幻冬舎文庫 み 11-1)
これは、いわば推理小説…になるんだろうけど、まずオカルトありき、の推理もの。そういうのは、わりと珍しいかもしれない。この作品では、霊、というものが確固として存在しているものであり、それを体験するのがワトソン役の道尾で、それを追い求めているのが、探偵役の真備。その設定からして興味深い。うえに、真備のキャラクターがまた理屈っぽくて面白い。霊現象に抵抗のない方はゼヒ! オススメです★
読了日:10月15日 著者:道尾 秀介
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■背の眼 下 (3) (幻冬舎文庫 み 11-2)
★★★★☆
読了日:10月15日 著者:道尾 秀介
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■骸の爪 (幻冬舎文庫 み 11-3)
真備・道尾コンビの2作目。前作『背の眼』に比べ、この『骸の爪』は、霊的要素が足りなかったですねー(苦笑) 導入は、やはり道尾が霊現象的なものを体験し、それに興味をもった真備が動き出す、ってな“お約束”なんですが、最後は見事に真相がオカルト的なものから外れていきました。普通に面白い本格ミステリでございました。…霊が云々、てのは最初だけだったんかなー?(´ω`) とりあえず次の作品に期待!
読了日:10月15日 著者:道尾 秀介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3429005

■シャドウ (創元推理文庫)
これは…ミステリのようであり、はたまたホラーのようでもあり…でも結局は、家族愛を描いた物語、ということになるんではないだろうか。全編を通して、いろいろと考えさせられました。…つか、大人顔負けにシッカリしすぎてる小学生って、どうよ? とは思いましたが。そういう細かいところに目をつむれば、文句なく面白いです。読了感もスッキリだし、ゼヒおすすめです!
読了日:10月16日 著者:道尾 秀介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3435039

金田一少年の事件簿 14 極厚愛蔵版 (KCデラックス)
この巻にて“第一期完結”らしいです。こうやってそろってみれば…“第一期”分を纏め読みできる、って点では、この愛蔵版もそうそう捨てたモンじゃなかったですね。…多少厚すぎて読みにくいのが難点とはいえ、ね(^.^;) これに続く“第二期”分も、たまったらいずれはこうやって愛蔵本化してくれるんでしょうか? …つか、それ以前に、短編集や特別編は同装丁の愛蔵版化してくれないんでしょうか? 実は、それこそ待ってたんですけど。このままスルーされたら悲しいなあ…(>.<;)
読了日:10月16日 著者:さとう ふみや
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金田一少年の事件簿 剣持警部の殺人 上 (少年マガジンコミックス)
サブタイトル、実は『剣持警部の災難』とかと間違えてませんか? って思うくらい、…まあ、そこは、大方の予想どおり、ってなもんでしょうが、案の定、殺人に巻き込まれたっつーだけの剣持警部。見事に剣持警部は何もしてないうちに事件が進んでいきましたよねー。これも予想通り。それでも、久々に読む『金田一〜』の新作は、なんか新鮮で、ちょっとワクワクしながら読めました。剣持警部も、今回は役どころが普段と違う所為か、いつもよりもシブカッコイイ雰囲気でしたしね。――しかし、しばらく見ないうちに絵が変わったなあ…★
読了日:10月16日 著者:さとう ふみや,天樹 征丸
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金田一少年の事件簿 剣持警部の殺人 下 (少年マガジンコミックス)
下巻は、『剣持警部の殺人』の回答編、プラス、中学時代のハジメと美雪のエピソード2話。――宿命のライバルだから仕方ない、とは思うものの…いい加減、地獄の傀儡師が背後にいない犯人は出てこないものか。つか、それならいっそ直接対決しませんか。と思わないでもない。それを考えると、それが影もカタチも出てこない中学生編に少し和みました。たまにしか出ないからか、読めばやっぱ『金田一〜』は面白いね!
読了日:10月16日 著者:さとう ふみや,天樹 征丸
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神のみぞ知るセカイ 6 (少年サンデーコミックス)
★★★★☆
読了日:10月16日 著者:若木 民喜
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■ZERO 1〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 5)
再読。5・6巻の購入に合わせ、改めて1巻から。
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
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■ZERO 2 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 6)
再読。5・6巻の購入に合わせ、改めて1巻から。
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
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■ZERO 3 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 7)
再読。5・6巻の購入に合わせ、改めて1巻から。
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
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■ZERO 4 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 8)
再読。5・6巻の購入に合わせ、改めて1巻から。
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
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■ZERO 5 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 9)
★★★★☆
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
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■ZERO 6 〔文庫版〕 (小学館文庫 やD 10)
ようやっと完結。後半へと物語が進むにつれ、ただでさえ難解なストーリがさらに輪をかけて難解になっていくし、少女マンガでこの作者のキレイな絵だからこそ読める、っていう、痛かったりエグかったりグロかったりする場面も多々増え、人を殺したり殺されたりも多いから、“12天”の仲間も1人減り2人減りしていって…そりゃ痛くて切なくて悲しくてやりきれなさばかりが募る、ってなモンだけど、そこをヘコたれずにここまで読み続けてよかった、って素直に思える、読了感サワヤカなラストでした。
読了日:10月17日 著者:やまざき 貴子
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少女ファイト 1 (イブニングKCDX)
かなり面白かった! しょっぱなから要所要所でワケあり感がただよっていて、物語にグイグイ惹き込まれてしまいました。黒曜谷へ進学することを決めたこれからの練のバレー人生の行方も気になることですが、同時進行しそうな恋模様の行方にも、期待大です♪ しかし…小中学生を描いてるにしては、なんでこう雰囲気がアダルティーなんだろうなあ…? 掲載誌の所為か?(^.^;)
読了日:10月18日 著者:日本橋 ヨヲコ
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少女ファイト 2 (イブニングKCDX)
早くも練の名プレーヤーぶりが明らかに。…あの記憶力といい、観察力といい、指導力といい、牽引力といい、ちと出来すぎな感もなくはないですが、それだけ非凡な選手、ってことの表れといわれれば素直にうなずけますね。これは、まだ全貌が見えぬ狂犬モードが楽しみだ。――そして、コンタクトにして髪を切った、決意の初心者・小田切ちゃんがいとおしい…いやマジメに★(´∀`)
読了日:10月18日 著者:日本橋 ヨヲコ
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少女ファイト 3 (イブニングKCDX)
だんだんと個性バラバラだった黒曜谷高校女子バレー部の面々が纏まりつつあるのがイイカンジ。でも、賭博バレーなんてのは…どうなんだろ?(汗) つか、最後の最後で小田切チャンのいとしさ全開だったのはどういうワケだ? あれはミチルじゃなくても惚れるね絶対。そして、まだナゾな唯の、あのイヤ〜な女っぷりが気になります。次、はやく読みたいー!(>▽<)
読了日:10月18日 著者:日本橋 ヨヲコ
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■名探偵夢水清志郎事件ノート (Vol.1) (KCデラックス)
すっごい読みやすいライトミステリ、ってカンジかな? 原作の小説も児童書みたいだし、作品自体、そもそも小中学生向けなんでしょうね。なので、そこまで本格ミステリっぽくもなく、ばかすか人が死ぬワケでもなく、雰囲気も重々しくなく、誰でもサックリ楽しむことのできる推理ものだと思います。あんまり本格にこだわらない方や、ミステリ初心者なんかには、ゼヒともオススメですね! あ、あと、“次巻に続く”とか後引く終わり方してることなく、キリよく終わった物語が1冊で収まってるのも、読む側としては嬉しいところかも。
読了日:10月18日 著者:はやみね かおる,えぬえけい
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3460145

■名探偵夢水清志郎事件ノート (Vol.2) (KCデラックス)
今後の、夢水のもとに“事件とか持ち込み係”(?)って存在になるのかな? な、伊藤サン登場ー! の巻。『雪霊伝説』と『魔女の隠れ里』、二つのエピソードが収録されてる1冊ですが、これで伊藤サンの役割が固まったカンジですね。伊藤サンが事件持ち込んできて、三つ子たちが渋る夢水を引きずり出して、…ていうパターンが今後の鉄板になりそげな予感。次も楽しみです。
読了日:10月18日 著者:はやみね かおる,えぬえけい
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3460440

■クイック・ジャパン86
もちろん、銀魂特集目当てでの購入★ しかも表紙が銀さんだもの。いらんとは思ってても買っちゃうもの。仕方ないもの。確かに、インタビューにしろ座談会にしろ、読んでてすごく面白かった。さすが空知センセー。けど…内容は違えど同じような形式のものが既にコミックスに収録されているので、また違った切り口で特集してくれてもよかったんじゃないかなあ、と思わないでもないです。…いや、サブカル雑誌というものがよくわからないとかじゃないんですよ? ロスジェネわかんないんじゃないんですよ?(汗)
読了日:10月19日 著者:空知 英秋,鈴木 おさむ,川島 海荷,伊集院 光,森山 未來,ウィスット ポンニミット,小島 慶子,やしき たかじん,矢野 顕子,上原 ひろみ,長尾 謙一郎,西島 大介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3470114

モンスターハンター オラージュ (1) (ライバルコミックス)
真島ヒロ作品ファンなら、文句なく楽しめる作品かな? …逆に言えば、それほど真新しさを感じない、ってことかもしれないけど、真島ヒロらしい安定した面白さを味わえるバトルファンジーですね。ゲームはやったことありませんが、あくまでも“ゲームの世界観を借りたってだけのオリジナルストーリー”と考えれば、これはこれで楽しめるのではないかな。なんにせよ、まだ序盤、物語も動き始めたばかりだし、とはいえ、充分にこれからの展開に期待が持てるカンジはあるかな。続きが楽しみです★
読了日:10月19日 著者:真島 ヒロ,カプコン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3471007

モンスターハンターオラージュ 2 (ライバルコミックス)
★★★★☆
読了日:10月19日 著者:真島 ヒロ,カプコン
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モンスターハンターオラージュ 3 (ライバルコミックス)
★★★★☆
読了日:10月19日 著者:真島 ヒロ,カプコン
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モンスターハンターオラージュ 4 (ライバルコミックス)
あまりに都合よく調子よくトントン拍子で展開しすぎてるなー…と思ったら、よもやの全4巻完結! んなバカな!(◎△◎;) そんなアッサリ見つかって倒せちゃったら“伝説のドラゴン”の価値ねーよ…と思ったのはアタシだけでしょうか。そんな“伝説”だの“封印”だの何だのと大風呂敷が広げられてきたので、個人的には、もっと壮大な物語が展開されるものと期待していたんですが。上手いこと纏めたなあ、って感心するところはあれど、ちょっとあっけなさすぎじゃ? と思わないでもない。ちょっとガッカリです。残念ー★
読了日:10月19日 著者:真島 ヒロ,カプコン
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■名探偵夢水清志郎事件ノート (Vol.3) (KCデラックス (2093))
★★★★☆
読了日:10月19日 著者:はやみね かおる,えぬえけい
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3472284

■名探偵夢水清志郎事件ノート (Vol.4) (KCデラックス (2148))
★★★★☆
読了日:10月19日 著者:はやみね かおる,えぬえけい
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3472524

少女ファイト 4 (イブニングKCDX)
バレー素人にはためになる一冊(笑) 鏡子先輩から初心者・小田切へ説明する、ってカタチで、改めて各ポジションの説明を入れてくれてます。やー助かった★ …I am ドシロウトですが、何か?(^.^;) あと、ジレジレジレジレしてた練とシゲルも、ここへきてようやく上手いこといってくれたようで、なんか安心しました。まだ全貌が見えてこない唯のことも気になるけど、それよりもあとは、学とミチルの今後の進展具合がどうなることか。なんやかやと色々続きが楽しみです♪
読了日:10月20日 著者:日本橋 ヨヲコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3480092

■名探偵夢水清志郎事件ノート (Vol.5) (KCデラックス (2208))
★★★★☆
読了日:10月21日 著者:はやみね かおる,えぬえけい
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3488133

火車 (新潮文庫)
かれこれもう何年ぶり? ってくらいにチョー久々〜の再読。でも、これは何度読んでも面白い。一度読んで結末は分かっているハズなのに、それでも読み始めたら物語に惹き込まれて止まらなくなって、気が付けば最初から最後まで一気読み。こういう本って、なかなか無いと思う。これを“スゴイ”と言わずして、ほかに何と言うべきか。もーホントそれくらいの逸品。普通の推理モノと違って、最後の最後まで読んでも、一部の真相が明らかになっていないところが、また後を引くカンジで小憎らしい演出かもしれない。
読了日:10月21日 著者:宮部 みゆき
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3493156

西の魔女が死んだ (新潮文庫)
どうってことない当たり前にあるような田舎の日常の物語なのに、どうしてこんなにも心に響いてくるんだろう? まいを想う西の魔女のあたたかい心が、なんの飾りもなく、ただ真っ直ぐに、読み手へストンと届けられてきた。そんな印象を受けました。巻末の初出で、そもそも児童文学だったらしい記載を見て、ああだからなのかと納得。だからこんなに分かりやすいんだ、だからたくさんの人を感動させることができるんだ、と。思春期の多感な頃にこの物語に巡り会えることは、たぶん、きっと、幸せなことだろうな…★
読了日:10月22日 著者:梨木 香歩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3502928

■空の中 (角川文庫)
すごく面白かったです! 相変わらずこの作者の文章の吸引力はスゴイ! 苦手分野だったわりには最初から最後まで一気読みです。読んでるうちに、どうしても先が気になって気になって、途中じゃやめられなくなっちゃう。ホント、この作者の文章は、ホレボレするくらい読者を惹き付けて離さない魅力に溢れていますよね。まさに、解説の新井素子氏の言うところの『絶対他人様に薦めたい本』、そのままです。私も全開で書きますよ、この言葉を。――『読め。面白いから。』
読了日:10月23日 著者:有川 浩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3510073

聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)
巻数を重ねるごとに知らない元ネタが増えていきますが、それでも笑っちゃうという、相変わらず高いクオリティがスゴイ★ 元ネタ知ってる回としては、ブッダの誕生日エピソードに爆笑。ここで「エリエリラマサバクタニ」出すかー! そこ、そんな磔刑レベルなんですか? さらに、息子のピンチにかけつけるほど甘々なくせにわりと放任主義なハト父さん、最高★ しかし「天上天下唯我独尊」が、まったくそのままの意味だったとは…花祭りに参加する機会でもあったら、「ちょっと頭冷やそうか」と甘茶をかけそうな自分がコワイです…(^△^;)
読了日:10月23日 著者:中村 光
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3510352

少女ファイト 5 (イブニングKCDX)
だんだんと、バレーやりつつヒューマンドラマな感じになってきたなあ…★ ということで、今巻の目玉は、表紙のとおり志乃。彼女の過去がメインですね。祖父の危篤に駆けつけようとしない彼女に、よりにもよって試合中にメンバーみんなで説得する、ってのが、なんかいいなあ…って、素直に思えました。こうやって1つ1つ成長していく黒曜谷メンバーを見ていくのも、読んでて嬉し楽しい。そして、いちばん縁遠いと思っていた彼女が、またよりにもよって三國兄にラヴな矢印を向け始めつつあるのが、またイイ! いや〜まぢ青春っていいな〜★
読了日:10月23日 著者:日本橋 ヨヲコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3510733

■名探偵夢水清志郎事件ノート VOL.6 (6) (KCデラックス)
★★★★☆
読了日:10月23日 著者:はやみね かおる
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3510960

少女ファイト 1 (イブニングKCDX)
再読。6巻購入に際して1巻から通し読み。
読了日:10月24日 著者:日本橋 ヨヲコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3523387

少女ファイト 2 (イブニングKCDX)
再読。6巻購入に際して1巻から通し読み。
読了日:10月24日 著者:日本橋 ヨヲコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3523400

少女ファイト 3 (イブニングKCDX)
再読。6巻購入に際して1巻から通し読み。
読了日:10月24日 著者:日本橋 ヨヲコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3523405

少女ファイト 4 (イブニングKCDX)
再読。6巻購入に際して1巻から通し読み。
読了日:10月24日 著者:日本橋 ヨヲコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3523410

少女ファイト 5 (イブニングKCDX)
再読。6巻購入に際して1巻から通し読み。
読了日:10月24日 著者:日本橋 ヨヲコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3523413

少女ファイト 6 (イブニングKCDX)
この巻も、表紙のとおり、ルミコがメイン…になるのかな? 彼女の過去の傷とそこからの成長…というか、母との相互理解に至るまでの友情物語、だね。彼女にアドバイスする、自分を客観的に見ることのできてるナオちゃんの姿にグッときた。すごいよナオちゃん、ホントただのコギャルじゃなかったんだね(笑) さらに、ド迫力満点な伊丹のヤクザな啖呵にド肝をぬかれました。あれは惚れるわ〜★(*^o^*) しみじみ思うけど、この漫画って、ホント素敵な大人ばかりが出てくる物語だ。今巻では、編集者のルミコパパ、最高でした。
読了日:10月24日 著者:日本橋 ヨヲコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3523419

■聖・ライセンス 1 (HMB I 6-1)
なにこれ面白いじゃない! なんで一緒に2巻を買わなかった自分! と、ちょっと後悔。絵は相変わらず美しいし、しかも美男子ばっかり登場するのは、とても目の保養♪ そして、ユニコーンとか普通に存在している、こういう幻想的で神話的な世界観もmy好みです。あからさまに“逆ハーレム”なストーリーは、いかにもオンナノコが好きそうな設定ですよね。1巻だし、まだまだストーリーは序盤。これから“真実の愛”を得るためどんな風に物語が展開していくのか、まだ「純粋なる少女」である主人公コーニーの成長が、とても楽しみです。
読了日:10月24日 著者:飯田 晴子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3523424

死にぞこないの青 (幻冬舎コミックス漫画文庫 や 1-3)
意外にアッサリ読んでしまえました。やはり絵のイメージって大きいよね。助かる。…とはいっても、やはり原作色はキッチリあるらしく、特に表題作『死にぞこないの青』は、読中終始、えもいわれぬ気持ち悪さが常につきまとってて、読み終えた時は心底ホッとしました。子供にとって、周囲の大人の存在がいかに大きいか…それをイヤな形で眼前へつき付けてくる物語ですね。良くも悪しくもそれを考えさせずにはいられない面白さが、これにはあると思いました。ほか『暗いところで待ち合わせ』『しあわせは子猫のかたち』、計3作品が収録。
読了日:10月25日 著者:乙一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3527929

羊のうた 1 (幻冬舎コミックス漫画文庫 と 1-1)
幼い頃に分かれた姉弟が再会したところから物語の歯車が回り出し…この1巻は、そこにようやく勢いが乗ってきた、ってトコロでしょうか。まだまだ見えない部分が多すぎて、面白いのかどうなのかもこれだけでは何とも判じ難いところがありますが、続きが気になることについてはこのうえもありませんね。厄介な病気を抱えたこの姉弟の運命が、これからどのような展開を迎えるのか、とても楽しみです。しかし…2巻の発行、来年の1/22って書いてありますが…丸々3ヶ月後、って、そりゃスパン長すぎじゃありませんかー!!(T△T)
読了日:10月25日 著者:冬目 景
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3530540

■チルドレン (講談社文庫)
これは面白い! これまで読んだ伊坂作品に個人的に感じていた“とっかかりの悪さ”というものがホトンド無く、読み始めてしまえば最後までスッと読めてしまいました。オビのアオリの『伊坂幸太郎、まずはコレ!』も、全く騙りではなかったですね。とにかく、収録された5つの短編すべてに共通して登場する陣内のキャラクターが、ものすごく際立ってて面白い。この物語の面白さは陣内だ、といっても、きっと過言じゃないと思う。短編を順番に読み進めていくうちに、以前の話で呈示された小さな謎が解けていく、という構成も、my好みです。
読了日:10月25日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3531678

■名探偵夢水清志郎事件ノート VOL.7 (7) (KCデラックス)
★★★★☆
読了日:10月25日 著者:はやみね かおる
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3533798

■名探偵夢水清志郎事件ノート VOL.8 (KCデラックス)
★★★★☆
読了日:10月25日 著者:はやみね かおる
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3534361

グラスホッパー (角川文庫)
やはり、さすが伊坂幸太郎、とでも云うべきか、相変わらず読むごとに物語に引き込まれてゆくし、情景が目に浮かぶような描写力もすごいし、総合的には面白い、…んだろうとは思うけど。でも、個人的には好きじゃないかも。やはり、人間が人間を殺し殺されるような殺伐とした物語は、いくら「これこそハードボイルドだから」といわれようが、ちょっと素直には受け入れがたいです。互いを知らない男3人の視点から進む別々のエピソードが徐々に収束されていく過程は見事とは感じるけど。…でもそれだけ? みたいな? …ま、これは好みの問題ですね。
読了日:10月26日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3546290

■死神の精度 (文春文庫)
普通以上に面白い作品、だと思う。ライトで、軽いミステリ風な雰囲気もあって、短編連作形式だから長編よりも気安く読める。やはりこれはまぎれもなく私好みの面白い作品。1冊の中に、例の伊坂作品特有の“リンク”ってやつがちりばめられていて、そういうのこそmy好みですし、実際、気付いた時は「なるほど!」って小さな感動も覚えました。そういえばこの作品、金城武主演で映画化もされていたんですよね! 公開時に観はぐってしまったので(涙)、こっちもゼヒ観てみたいです。金城武の外見した“死神”って…とてもステキー★(*^.^*)
読了日:10月27日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3554225

■聖・ライセンス 2 (HMB I 6-2)
★★★★☆
読了日:10月28日 著者:飯田 晴子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3557327

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
初・森薫作品。あちこちで人気があるようだったので、その話題性に惹かれて購入。…でも、間違ってなかったー!\(^o^)/ まず、その絵の美麗さにウットリ。絵だけでも、これは一見の価値アリですね。ストーリーについては…うん、まあ、いかんせん、まだ1巻だしね(^_^;) とにかく序盤もイイトコで、風習も異なる山むこうの村から嫁いできたばかりのアミルが、嫁ぎ先の家族に徐々に馴染んでいく過程がメインかな。合間で彼女の郷里の方のゴタゴタも提起されたことだし、これからどのような展開も見せるのか、先がとても楽しみです。
読了日:10月28日 著者:森 薫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3557512

■アンダーザローズ冬の物語 (幻冬舎コミックス漫画文庫 ふ 1-1)
やはり…久々に見るけど、ホントこのひとの絵はカッコイイなあ★ 美麗で、かつ力強い。しかも、この物語の背景である19世紀英国の貴族社会の雰囲気に、このうえもなくマッチしている。物語が視覚にすごく映える印象。当のストーリーの方は、ややホラーっぽさもあるダークなミステリ、ってカンジ? 黒いムードに気は滅入りつつも、読んでくうちに惹き付けられて、一気に読了してしまいました。これは、舞台となったロウランド伯爵家、その一族が、一番の謎ですね。
読了日:10月28日 著者:船戸 明里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3558085

■GENTE 3 (Fx COMICS)
やっぱこの漫画の雰囲気は最高ですよね。切ないエピソードもあるけど、読み終えた時はあったかい気持ちになれます。この3巻は、オーナーとジジの兄弟それぞれの物語が良かったな♪ あと、初版限定で栞が付いていることは聞いていたんですが…なんと2枚も入ってたー!!(◎Д◎) そもそも、既に発売からずいぶん経っているし、まだ初版が残っているとは思いもしてなかったので嬉しい誤算でした。…ありがとうamazon! そして送料無料CP! 通販で1冊だけ買いできるってサイコー!!(笑) ちなみに栞はテオとフリオです★
読了日:10月29日 著者:オノ ナツメ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3566507

■魔王 (講談社文庫)
とっかかりから結構おもしろく読めて、読んでくうちにぐいぐい物語に引き込まれていくんだけど…最終的にオチが無い、と思った。この1冊には、表題作を含む2話が収録されているんだけど、そのどちらも“これから”ってとこで唐突に終わってしまった感じが否めない。どちらにしても、メッセージ性は鼻につくくらいものすごくあると思うんだけどね。結局、読了後には“だから何?”って感じしか残らなかったのが残念。とはいえ、この話は同著者の『モダンタイムズ』に続いているらしいので、そちらに期待したいかな。…早く文庫落ちしてくれー★
読了日:10月30日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3576525

活字倶楽部 2009年 09月号 [雑誌]
特集『歴女宣言!』に興味を覚えての購入。文芸書からラノベやBLまで幅広いジャンルで紹介されており、かつ、萌えポイントもシッカリ押さえられていて、わりと分かり易くまとめられているのではないでしょうか。やはり昨今は戦国ブームということで、戦国武将を中心に紹介されているのですが、カップリングごとにまとめられている、なんて、この雑誌ならではですよね。それが面白かった。歴史初心者の腐女子にはとても参考になるかと思います。
読了日:10月31日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3586109


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