2009年11月の読了本


2009年11月の読書メーター
読んだ本の数:97冊
読んだページ数:14463ページ

探偵ガリレオ (文春文庫)
連作短編集だから、ということもあったのか、とても読みやすかったです。長編をジックリ堪能するほどの時間は無いけど本格ミステリ読みたいな、って気分の時に読むのにピッタリかも。手軽に楽しめるミステリとしてオススメ。ただ、理系方面に全くもって明るくない私にとって、トリックが分かっても、「なるほどなあ…」と納得こそすれ、具体的なイメージがしづらいのが難点。見たこともない装置とか現象とかは、やはり想像だと限度があるし、映像で見る方が入ってきやすのではないかなあ? そう考えると、やっぱ実写化アリだな、って思ったり。
読了日:11月01日 著者:東野 圭吾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3596460

■予知夢 (文春文庫)
前作『探偵ガリレオ』に引き続き、同形式の連作短編集。相変わらず面白く読めますが、前作ほどに新鮮味やインパクトは無いかも。ただ、前作よりはコッチの方が、ややネタにオカルト度が増していると思います。
読了日:11月02日 著者:東野 圭吾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3621937

容疑者Xの献身 (文春文庫)
これまでの2冊とは形式を異にした、ガリレオシリーズ初の長編。だからなのか、物語にはズッシリ重みと厚みがあります。どっかり腰を据えて読みたいタイプのミステリ。実写化された同名映画を観ているので、トリックはじめ筋立てまで知っていたのですが…それでも読み進めていくうちにぐいぐい物語に惹き込まれ、気が付けば1冊一気読み。それくらい、ホント面白い! 映画館で泣かされ、また本でも泣かされるとは思わなかった。これは良質のミステリであると同時、良質のヒューマンドラマでもありますね。ゼヒご一読を!
読了日:11月03日 著者:東野 圭吾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3625692

■Love,Hate,Love. (Feelコミックス)
なんかこれは、ほわあんと良い★ 初っ端、あまりに唐突に恋に落ちてご都合っぽくも感じられたりしたけど、でも、それはそういうもの、と割り切れれば気にならないし、何よりも主人公カップルの空気感がそれに勝る、と思う。すごくほんわりした空気感が全編にわたって満ち満ちてる。それがイイカンジ。こういうのmy好みです。1冊だけじゃ足りない、これからのこの2人をもっと見たいな、って、読了後とても切望しちゃいました。
読了日:11月04日 著者:ヤマシタ トモコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3649312

殺し屋さん 1 (アクションコミックス)
この漫画の原作者が、かの『B.B.Joker』や『4ジゲン』の著者『にざかな』の『にざ』さんだと聞いて、思わず衝動買い。…うん、確かに『にざ』だ!(笑) 相変わらずのブラックユーモア健在。タイトルがタイトルだから殺伐としたネタも多いのだけど、それでも終始失笑が絶えないったらないです。そして、絵も綺麗で読みやすい。しかも今回は、少女誌じゃないせいか下ネタ満載で、かつ絵師さんの絵がむちゃエロっちい。まさに相乗効果ってなもんです。やーこれはオススメだわ。“殺し”とか“エロ”とかに抵抗が無い方はゼヒ★
読了日:11月04日 著者:タマちく.
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3658684

殺し屋さん 2 (アクションコミックス)
★★★★☆
読了日:11月05日 著者:タマちく.
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殺し屋さん (3) (アクションコミックス)
★★★★☆
読了日:11月05日 著者:タマちく.
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銀魂 第31巻 (ジャンプコミックス)
★★★★☆
読了日:11月05日 著者:空知 英秋
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バクマン。 5 (ジャンプコミックス)
★★★★☆
読了日:11月05日 著者:大場 つぐみ
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■アイレボ-Ice Revolution 3 (ジャンプコミックス)
これにて完結。ここに至るまではそうでもなかったと思うんだけど、この3巻にきて、あまりにも展開を急ぎすぎてるような感じ。結末も、ゆくゆくはこうなって終わる予定ではあったんだろうけど、ここまでの過程が早すぎたせいでか、ムリヤリ纏めました、みたいな印象になってしまったかな。…さては打ち切りの憂き目にあったか? だとしたら残念。正統派なスポーツものだし、オンナノコは可愛いし、個人的には嫌いじゃなかったんだけど。もっと普通にゆっくり、真崎が成長していく様が見たかったな。
読了日:11月05日 著者:堤 亜弥
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3662378

■まつりスペシャル 4 (ジャンプコミックス)
まさに予定調和の完結、ってカンジ。まつりが“プロレスをしてる自分”というものを自信もって受け入れられるようになるまでのプロセスとして、全4巻の分量を必要とすることは、きっと最初から決められていたんだろうな。プロレス自体はよく知らないし、あまり興味もなかったけど、主人公の成長物語として見れば、普通に面白い作品だったんじゃないでしょうか。これが少女誌だったら、人気あれば、今度は成長物語でなく恋愛ものとか違った切り口で“この先”も続いていくんだろうけど…少年誌だと難しいだろうな。
読了日:11月05日 著者:神尾 葉子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3662490

青の祓魔師 1 (ジャンプコミックス)
すごい王道、ってカンジはあるんだけど、とても面白い★ 個人的に、王道は嫌いでもないし、絵はむちゃ好みだし、エクソシスト系の漫画もあまり読んだことが無いせいか新鮮に感じるし、で、これからの展開が楽しみだとスゴク思える1冊でした。出来杉メガネ弟と和服少女は萌えるなあ…♪
読了日:11月06日 著者:加藤 和恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3672093

青の祓魔師 2 (ジャンプコミックス)
主人公の通う祓魔塾のクラスメイトが登場して、だんだん世界が広がってきた2巻。『祓魔師は一人では戦えない』っていう弟くんのセリフから、クラスメイトは、ライバルであると同時に仲間、っていうスタンスに、これから徐々になっていくんだろうな〜…と思わせてくれる王道さが、わりと好き★ あと、同じ祓魔師でも種類がある、という設定も面白いな。
読了日:11月06日 著者:加藤 和恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3672171

すべてがFになる (幻冬舎コミックス漫画文庫 あ 1-1)
細かいリクツが何が何やらよくわからないまま、事件は解決してしまいました。納得はできるんだけど、イマイチよく理解できてない。コンピュータとかプログラムとか明るくない自分にとっては、この謎は難解すぎました。漫画ではシロウト向けの説明が足りない気がする。もう1冊続きがあるようですが…もういいや。たぶんついてけない。
読了日:11月06日 著者:森 博嗣
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■(眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) 幻想綺帖 二 玉藻の前
短編集だった1巻とは異なり、2巻は長編『玉藻の前』1作が収録。殺生石のいわれは何となく知ってはいたけど、岡本綺堂の原作は全く知らなかったので、一つカシコクなりました★(^_^;) 読んでくうちに、相変わらず美しく妖艶な世界観にウットリ浸ってしまいます。と同時に、えもいわれぬ怖さを感じさせてくれちゃうのも、サスガ波津彬子だなあ、というべきか。混沌とした平安時代の雰囲気にも、このひとの絵は、よく似合うな。今度はどんな幻想的な物語を描いてくれるのか…読むごとに期待がいや増します。3巻が出てくれるのが楽しみです。
読了日:11月06日 著者:波津 彬子,岡本 綺堂(原作)
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3676399

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)
読み終えてしみじみ「ええ話や」って思いました。過言じゃなくコレ“兄と妹の良い話”なんですよね。ひょんなことから妹の隠していた秘密を兄が知ってしまって半ば強制的に“人生相談”受けるハメになって、…云々との紹介文通りで、最後まんまと“良い話”に落ち着いてくれるんです。近所のオバチャンじゃなくても読み終えたらこう言いたくなります。「まあ、いいお兄ちゃんね」、って。相容れない嗜好を否定せず向き合う姿勢のお兄ちゃん、ステキすぎる。…だが、幼馴染み地味子に対する扱いはヒドイと思うぞ?(苦笑)
読了日:11月07日 著者:伏見 つかさ
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■ひとりで生きるモン! (キャラコミックス)
はるか昔まだ私がイタイケな少女だった頃、パレット文庫のしおりでぽつぽつ読んだことはあったのですが…それが、こうしてどどんと1冊にまとまると、やっぱ読み応えありますね。ブラック&エロスのテイストがふんだんにきいている4コマ、なんて、もはや腐れ切った私には大好物です! ホント最高です! 心グッとわし掴みです! これはオススメ! 少女マンガ畑の作者さんだけあって絵は文句なしに綺麗ですし、“こんな綺麗な絵でこんな下劣なネタを!?”ってギャップでもひと笑いでき楽ますし、まあとにかくとても読みやすいと思います。
読了日:11月07日 著者:西 炯子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3688403

■ひとりで生きるモン! 2 (キャラコミックス)
★★★★☆
読了日:11月07日 著者:西 炯子
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■ひとりで生きるモン!3 (キャラコミックス)
★★★★☆
読了日:11月07日 著者:西 炯子
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とらドラ!1
文句なしに面白かった。けど…きわめて普通のラブコメだった…(^△^;) タイトルの由来(?)が“虎と竜(ドラゴン)”と聞いていたので、そんなんでラブコメ!? と少々気になってたんですが、ヒロインがやや凶暴で主人公が乙女だという以外は、本当に普通。つか、電撃文庫じゃなくて少女向けレーベルで少女小説として出してもいいんじゃないか? ってくらい。楽しいラブコメを堪能いたしました。やはりラノベ作家さんは文章が上手で言葉のセンスも良いしテンポも良い。その読みやすさは嬉しいですね。
読了日:11月07日 著者:竹宮 ゆゆこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3691485

きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC)
普通に面白い。主人公カプの間にただようほんわ〜りした雰囲気が良い。おいしそうなゴハンが出てくるのも良い。とはいえ……ぶっちゃけ、これほぼ“レシピ本”ですね。物語どうこうよりも、主人公ズの日常がどうこうよりも、お献立の紹介がメイン。料理するのが好きな方にはとても面白いんだろうけど、特に料理好きでもない私には、主人公が作ってる料理を紹介されたところで「へー」とか「ふーん」としか思えない。こんなに料理シーンだけにページ割くくらいなら、もうちょっと主人公ズの日常を、なんか物語をもっと、と思わないでもなかったです。
読了日:11月07日 著者:よしなが ふみ
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きのう何食べた? 2 (モーニングKC)
★★★☆☆
読了日:11月07日 著者:よしなが ふみ
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■COPPERS 1 (モーニングKC)
リストランテ・パラディーゾ』でオノ・ナツメ作品の素晴らしさを知り、他の作品にも興味が湧いたので購入。『リス・パラ』シリーズとはまた違った雰囲気で、でも漂うイイカンジのあたたかさは共通で、楽しんで読めました。これは言うなれば、NY市警51分署を舞台にした群像劇、てとこでしょうか。一話ごとに、51分署に関わる人間が主人公を持ち回り。オノ・ナツメ作品の人間ドラマに魅せられた者としては、こういう形式の作品も好きですね。2巻もゼヒ読みたいです。
読了日:11月07日 著者:オノ ナツメ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3694221

■ばけらの!
とても面白かったです。主人公がライトノベル作家で、作家仲間はみんな化け物(一部陰陽師)、という設定でまず「おおっ!?」と読む気を掴まれ。読み進めていくうちに、個性あふれる化け物キャラたちに癒され、和ませられて、最後にはホロリとさせられました。意図的にさりげなくメッセージが込められてたのかもしれないけど、自然って大切だよね、と、妙にシンミリしてしまったりも。全体的な雰囲気が意外にもノスタルジックだったせいもあるのかな? あと、短編連作っぽい体裁も読みやすかったです。
読了日:11月08日 著者:杉井 光
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3699955

■ララピポ (幻冬舎文庫 お 13-2)
コレをどうやって映画化したんだろう? よもやR-18? …と真っ先に考えてしまったくらい、全体的にエロに偏った作品でした。でも面白かったけどね。連作短編集ということで読みやすかったし、読み進めていくごとに、最終的には一話目に帰結していく構成とか、素直に面白いなあと思えたしね。とはいえ、エロ業界と人間の暗部を見せつけられてしまったようで、素直に楽しんで読むことができなかったのも事実です。若干、身につまされるような気分になったのはナゼだろう?
読了日:11月09日 著者:奥田 英朗
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3720004

■名探偵夢水清志郎事件ノート VOL.9 (KCデラックス)
副題『ハワイ幽霊城の謎<前編>』。9巻目にして初めての前後編でした。…しまった、10巻出てから読めばよかったかなあ?(>_<) 続きが気になる終わり方だったらないです。物語の前半が大江戸編だったのですが、それが現代の事件へのプロローグになっているところも面白い。これまでの大江戸編と現代が、よもやこんな風に繋がるとは…! と、目からウロコでした。しかし、このシリーズは一巻ごとに完結して読了感スッキリ、が魅力だったのに…人気出るってこういうことか。さすが講談社漫画賞受賞作、ってとこですか。
読了日:11月09日 著者:はやみね かおる
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3724114

■刻だまりの姫 1 (フラワーコミックスアルファ)
やはり篠原千恵作品の面白さは健在だなあ…★ 人間の持つ醜くドロドロした負の感情を描かせたら、この人の右に出る者はそうそういないだろうな。この巻では、主人公と恋敵女の感情の動きがめまぐるしくて、少し気分悪くなりました。あまり見たくない気分もしないではないけど、これからの展開が楽しみです。1巻だし、まだまだ物語は序盤、てカンジで、今のところはまだそんなに大河作品に続きそうな気配はないけど…このひとの作品だからな、どうなることやら? とりあえず、あまり長くならないことを祈ります(^_^;)
読了日:11月10日 著者:篠原 千絵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3732526

■刻だまりの姫 2 (フラワーコミックスアルファ)
また何か予想外の方向に話が勢いよく転がり始めた…かな? この2巻だけであまりにトントン拍子で進んでしまったので、先がそう長くないような気もする。なんとなく殺人犯は亮じゃないような気がするけどなあ…? 茜の問いに肯定もしなかったし、秘密がありそげな雰囲気もあるし。なにはともあれ、続きが楽しみです。
読了日:11月10日 著者:篠原 千絵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3732637

■黎明のアルカナ 1 (フラワーコミックス)
これは、これから壮大な展開を見せそうな気配をうかがわせる本格的なハイファンタジー、ですね。まだ1巻という序盤なりに、これから先どうなるのかとワクワクします。獣人あり、異能力あり、剣あり、戦争あり、政略結婚あり、王位継承権の確執あり、…と盛りだくさんで、ファンタジー好きには楽しめるんじゃないかな? そして少女マンガらしく、主人公が最終的にどっちとくっつくのかも楽しみなところですか。続きを読むのが楽しみです♪
読了日:11月10日 著者:藤間 麗
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3732741

■黎明のアルカナ 2 (フラワーコミックス)
★★★★☆
読了日:11月10日 著者:藤間 麗
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■陽炎稲妻水の月 (KCデラックス)
4作品収録された短編集。吉原遊郭を舞台にしたものが3作、長崎を舞台にしたものが1作、すべて遊女が主人公。…そこからして、やはり結ばれることのない悲恋の物語だろうな、という予想に違わずの内容ではありましたが。とはいえ、逆にそれはそれで、当の本人たちは幸せなんだろうな、とも思える、幸せな恋物語にもなっているように感じます。そこまでグッとくるワケじゃないけど、やはりしんみり切なく哀しい気分にはなりますね。いずれにせよ、江戸時代の遊女の悲哀を描いた一冊、といえるんじゃないでしょうか。
読了日:11月10日 著者:飴 あられ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3733026

玻璃月蜻蛉縁物語 (1)
人に纏わりついた、執着などといった目に見えないしがらみを、主人公たちが断ち切っていく物語。…と云ってはミもフタもないけど(苦笑) とにかく、まだ1巻だからということもあるのか、まだまだ全貌がよく見えない雰囲気。終盤でアトリの家のことが触れられたので、今後はそっち方面が絡みつつ物語は進んでいくのかな? とにかく今の段階では物語の良し悪しに判断がつかないので、もうしばらく追っかけてみようかと思います。それに物語が云々より、やっぱ雰囲気がいいしね。こういうノスタルジックな雰囲気、好きだなあ…★(^_^)
読了日:11月10日 著者:岩崎 美奈子,高里 椎奈
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■月光ゲーム (BLADE COMICS)
原作小説もコレも遠い昔に読んだハズなんですが、ほぼ忘れていたので懐かしかったです。相変わらず面白いな★ それに、あんだけブ厚い小説がこの1冊で味わえるのは、結構お手軽ですよね。そこまでジックリ読み込む時間はない、でも本格ミステリを堪能したい、って時に、こういうコミカライズは最適です。本格ミステリ初心者には、まずマンガからオススメしてみるのもいいんじゃないでしょうか。しかし…ホント、作者も言ってるように登場人物多すぎるよねコレ?(汗)
読了日:11月10日 著者:有栖川 有栖,鈴木 有布子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3734043

■人喰いの滝 (あすかコミックスDX―臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート)
これは『人喰いの滝』『動物園の暗号』『ロシア紅茶の謎』の3作品が収録された短編集ですね。短編なので読みやすいです。あっさりサックリ事件解決★ …いや決して面白くないワケじゃないですよ? 短くてもちゃんと面白い。つくづく火村センセーは発想が柔軟だなーと思う。結構、突飛なトリック平気で暴いてくれちゃってます。そしてコレは、巻末にオマケ的な『猫と雨と助教授と』、あり。猫好きな火村センセの一面が楽しいです。
読了日:11月10日 著者:有栖川 有栖,麻々原 絵里依
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とある魔術の禁書目録(インデックス) 1 (ガンガンコミックス)
タイトルに“魔術”なんて出てくるから、どんなファンタジーかと思っていたら、意外にもSFでビックリしました。オビに“魔術×科学”とアオリがあったけど、1巻を読んだ限りでは、“魔術×超能力”という方が正しいような気もする。ミサカみたいに科学によって身に付けさせられた超能力と違って、主人公の右手は天然モノだもんね。まあなんにせよ、面白い設定であることに違いはなし。これからどうなるのか、今後の展開が非常に楽しみな作品ですね★
読了日:11月10日 著者:鎌池 和馬
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3734548

とある魔術の禁書目録(インデックス) 2 (ガンガンコミックス)
★★★★☆
読了日:11月10日 著者:鎌池 和馬
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3734662

とある魔術の禁書目録(インデックス) 3 (ガンガンコミックス)
★★★★☆
読了日:11月11日 著者:鎌池 和馬
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3750035

とある魔術の禁書目録(インデックス) 4 (ガンガンコミックス)
★★★★☆
読了日:11月11日 著者:鎌池 和馬
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3750067

■魔王 1―JUVENILE REMIX (1) (少年サンデーコミックス)
コレあまりにもあちこちで評判がよろしいので、ちょっとした興味で買ってみた、という次第だったんですが。ホント買って良かったと、とても読んでよかったと、マジで心の底から素直に思えました。それくらい面白いんです! まだ1巻のしょっぱなから、犬養の影響力によって徐々に少しずつ世間が狂わされていく過程がうかがえて、すごくドキドキワクワクさせられました。原作を踏襲しながら、なのに全く別の物語になっているので、原作既読でも先が読めず、したがってドキワク感も倍増です。これは続きが楽しみになりますね。ちょーオススメ♪
読了日:11月12日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3757588

■魔王 2―JUVENILE REMIX (2) (少年サンデーコミックス)
★★★★☆
読了日:11月12日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3757745

■魔王 3―JUVENILE REMIX (3) (少年サンデーコミックス)
★★★★☆
読了日:11月12日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3757871

■魔王 4―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)
★★★★☆
読了日:11月12日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3758043

■魔王 5―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)
★★★★☆
読了日:11月12日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3758161

■魔王 6―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)
★★★★☆
読了日:11月12日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3758316

■魔王 JUVENILE RIMIX 7 (少年サンデーコミックス)
“第一章 安藤”完結、“第二章 潤也”スタートで、主役が兄から弟へバトンタッチされた巻。表紙も潤也ですね。兄を失ったことで、潤也がダークな世界へとズブズブ足を踏み入れていく…そのハラハラ感が何ともいえない。最後の最後に出てきた蝉の言葉――『痛い目に遭うのはどっちかは…わからねえかもよ?』が、なんらかの予言にさえ感じられる。後ひくったら、このうえもないですね。
読了日:11月12日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3758448

■魔王 JUVENILE LIMIX 8 (少年サンデーコミックス)
★★★★☆
読了日:11月12日 著者:
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■魔王 JUVENILE RIMIX 9 (少年サンデーコミックス)
★★★★☆
読了日:11月12日 著者:大須賀 めぐみ
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魔王 JUVENILE REMIX 10 (少年サンデーコミックス)
ここに至るまで先の見えない予期せぬ展開ばかりで、全10巻なんていう長丁場が、あっという間に過ぎ去っていったような感じを受けました。原作とは全く別の物語を荒唐無稽に紡いでいるようでありながら、反面、要所要所でキッチリ原作に帰結している、という構成もスゴイなーと感嘆モノだったし、それが何よりも面白さに直結してた気がする。この結末でこそ、『魔王』というタイトルが生きる。まさに、この結末のためにこそ用意されたタイトルですね。個人的には原作以上の良作でした。
読了日:11月12日 著者:伊坂 幸太郎,大須賀 めぐみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3759084

イニシエーション・ラブ (文春文庫)
まんまとミスリードされました。最後の最後でも何が起こったのかよく分からず、本を閉じて反芻してみて、ようやくああそういうことかと理解。でも…好きか嫌いかの話で言うなれば、さほど好きになれなかったかも。読みながら何となくモヤモヤしてたカンジはあり、ネタが分かってからはハッキリと嫌悪感を感じてしまいました。あと、文章は読みやすいとは思ったんだけど、あくまでも“普通の恋愛”を淡々と綴っている感じで起伏がなくて、途中ちょっと退屈だったし。その構成には驚かされたけど、あくまでも“それだけ”でした。
読了日:11月13日 著者:乾 くるみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3773857

■COPPERS 2 (モーニングKC)
前巻に引き続き面白く読めました。個人的には、ジンクスと歯のエピソードと、アキとヴォスの友情物語(?)が、今巻のお気に入りですね。これは巻を経るごとに面白く、そして深くなってきてるような気がする。見分けがつき辛かった登場人物も、愛の力で何とか判別できるようになってきたというのに、ここで終わりはちょっと淋しいです。それに、…まあ群像劇だから仕方ないとは思うんだけど、各キャラの掘り下げがもう一歩くらい欲しかった感じもあり、ここで終わりは本当に惜しい。…だって署長なんて声しか出てないよ?(苦笑)
読了日:11月14日 著者:オノ ナツメ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3783996

玻璃月蜻蛉縁物語 2 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
よもやの全2巻完結!(◎Д◎;) という驚愕の想いのみが何よりも先に立ちます。だって…結局、思わせぶりなフリだけ振っておいてオチが回収されていないんだもん。つまり、謎は謎のままで、グレイゾーンから白黒どちらにもハッキリさせてはもらえず完結してしまいました。そこそこ巻数を重ねそうな気配がプンプンしていただけに、こんな中途半端に終わってしまったのは残念です。せめてあと1巻くらいは、張られた伏線の回収にある程度のキリがつくくらいまでは、続けられなかったものでしょうか。…はっ、もはや打ち切り!?( ̄□ ̄;)
読了日:11月14日 著者:岩崎 美奈子,高里 椎奈
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3785009

■どうしても触れたくない (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 26)
雰囲気いいなあ…というのが一番の感想。上質の恋愛映画を観たような読了感でした。静かに、淡々と、でも時に熱く激しく、そして常に切なく、物語が心に沁みわたってくるような…そんな作品でした。そこまでぐわっと感動が押し寄せてくる、ってほどインパクトあるワケじゃないけど、徐々にじわじわ〜と泣きたくなってくるような…そんなカンジ? ありますよね、だめだと思っても抑えきれない感情って。そういうのが、紙面からひしひし伝わってくるんです。あんまりmy好みの絵ではないとは思うんだけど、この雰囲気にやられちゃいました。
読了日:11月14日 著者:ヨネダ コウ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3785386

娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)
キャラが良い! 主人公・つぐみの、ほのぼのぼんやり〜としたキャラも良いですが、何よりもここはあえての海江田先生! ですよね! とにかく海江田先生がカッコイイ! むちゃくちゃオトナだし、ドライで飄々としてる風でありながら実は優しいし、なんか行動が面白いし、おまけに関西弁だし、で、アタシの萌えツボつきまくりだったらこのうえもないのです。この押せ押せな海江田先生につぐみが今後どう出ることになるのかが、ホント楽しみだったらございません。
読了日:11月14日 著者:西 炯子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3788169

娚の一生 2 (フラワーコミックスアルファ)
色々ありつつも、ようやっと2人が上手いこと纏まったのが、なんか素直に嬉しい★ つか、つぐみ母ちゃんカッコエエな! こういう男前な考え方、とてもスキだ。世の中、皆こういう肝っ玉母ちゃんだったら面白いのになー。
読了日:11月14日 著者:西 炯子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3788556

■ユージニア (角川文庫)
普通に面白いミステリでした。でも、そこは恩田陸、この作品でも独特の“恩田陸ならでは”さが顕著。現実なのか作中作品の一部なのか、という読者を混乱させる部分もちらほらと。また、視点がコロコロ変わることもあって、少々把握するのに大変。ちょっと読むのに体力いる作品ですね。で結局、最後まで読めば犯人は示唆されるものの、それでも何かモヤモヤした感じが拭えませんでした。面白いとは思うけど…そう気軽に何度も読み返せる作品ではないですね。
読了日:11月16日 著者:恩田 陸
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3814067

とある魔術の禁書目録(インデックス) 5 (ガンガンコミックス)
★★★★☆
読了日:11月16日 著者:鎌池 和馬,近木野 中哉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3814394

FAIRY TAIL 18 (少年マガジンコミックス)
★★★★☆
読了日:11月17日 著者:真島 ヒロ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3824357

夜のピクニック (新潮文庫)
歩行祭、などという歩くだけな行事自体に何の意義も見出せないモノグサ太郎でナマケモノなワタクシですが、これはまいりました。ただひたすら歩いているだけの小説が、なんでこんなにも心を揺さぶるんだろう。どうしてこれほどの感動を与えてくれるんだろう。読み進めていくだに惹き込まれてゆく感触。どーっと押し寄せてくる大波こそ無いものの、じわりじわりと少しずつ、浜辺の砂粒がさらわれていくように、心がもってかれてしまう。読了後に押し寄せてくる余韻に、いつまでも浸っていたくなる。これはすごい。誰にでもオススメしたい名作ですね。
読了日:11月17日 著者:恩田 陸
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3824837

人形宮廷楽団 1 (花とゆめCOMICS)
やはり、あちこちで見かけるとおり…由貴香織里版『バイオハザード』といっても過言ではないですね。でも、全く近未来的ではなく、むしろ逆。一昔前のヨーロッパにでも迷い込んだような背景。そして、タイトル『宮廷楽団』のとおり、“人形”と戦うのが音楽家で、さらに、女性に見紛う美形の武器が“歌”、なんていうのが多分にファンタジック。これは面白いです! まだ1巻という序盤ですが、『天禁』に劣らず壮大なドラマが展開されそうなムードがまんまんです。これからの展開が楽しみだ♪(*^_^*)
読了日:11月18日 著者:由貴 香織里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3837083

人形宮廷楽団 2 (花とゆめCOMICS)
★★★★☆
読了日:11月18日 著者:由貴 香織里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3837354

■BUD BOY 番外編 純愛迷走 (プリンセスコミックス)
★★★★☆
読了日:11月18日 著者:市東 亮子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3837666

■BUD BOY 番外編 空心鳥 (プリンセスコミックス)
★★★★☆
読了日:11月18日 著者:市東 亮子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3837924

■BUD BOY 番外編 春指南 (プリンセスコミックス)
★★★★☆
読了日:11月18日 著者:市東 亮子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3838129

■朱色の研究―夕陽丘殺人事件 (あすかコミックスDX―臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート)
★★★★☆
読了日:11月18日 著者:有栖川 有栖,麻々原 絵里依
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3838411

■朱色の研究―枯木難殺人事件 (あすかコミックスDX―臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート)
★★★★☆
読了日:11月18日 著者:有栖川 有栖,麻々原 絵里依
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3838954

■爺さんと僕の事件帖 (1) (あすかコミックスDX)
これは、…まあ多少人や動物の死にも触れることもあるものの、主人公が小学生ということもあり、基本は“日常の謎”が主題のミステリマンガ。すべて小学生の目線から描かれているので、分かりやすく、かつ懐かしい。そして、色々と考えさせられることも多いです。それよりも何よりも、ところどころで絶妙なヒントを与えてくれる主人公の『爺ちゃん』! この孫と祖父のコンビが実に良いのです。とても面白い。でも…難を言うなれば、少々時事ネタや腐女子ネタが多いので、現代っ子の一般人に薦めるとなると…ちょっと考えてしまうところがあるかも。
読了日:11月18日 著者:しかくの
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3840398

■爺さんと僕の事件帖 (2) (あすかコミックスDX)
★★★★☆
読了日:11月18日 著者:しかくの
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3840846

■爺さんと僕の事件帖 (3) (あすかコミックスDX)
★★★★☆
読了日:11月18日 著者:しかくの
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3841344

■爺さんと僕の事件帖 (4) (あすかコミックスDX)
★★★★☆
読了日:11月18日 著者:しかくの
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3842146

■平安Haze (1) (怪COMIC)
ヒトコトで言うなれば…まさに“日本おとぎ話のちゃんぽん”ってカンジ? 一応、体裁としては“平安時代もの”になるんだろうけど、登場人物がスゴイ。金太郎をはじめとする頼光四天王に、桃太郎に、浦島太郎と安倍晴明が同一人物で、紫式部かぐや姫、その他もろもろ登場。なんていう、フィクションとノンフィクションが入り乱れてのゴッタ混ぜ。これから桃太郎を主軸として各登場人物に何やかや色々と起こりそうな伏線は感じられるけど、まだ1巻なので、消化不十分。これからの展開に期待、ってとこですね。
読了日:11月19日 著者:堤 抄子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3842844

とらドラ! 1 (1) (電撃コミックス)
原作も面白かったけど、やっぱ漫画の方がより面白いね! 絵師さんの絵は可愛いし、読みやすい。原作の良さを上手くコミカライズできてるんじゃないでしょうか。手乗りタイガーが可愛すぎ★ そして…文章では思い浮かべもしなかったインコちゃんの寝顔が悪夢でした…(-△-;)
読了日:11月19日 著者:竹宮 ゆゆこ,絶叫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3847660

とらドラ! 2 (電撃コミックス)
あれ、続くんだ!? てっきり2巻で完結だと思ってたんですけど…ま、ちょうどいいか。原作小説は1巻しか読んでないんで、その先もコミカライズしてくれるんなら、しばらくコッチで追っかけていきたいと思います。わーい、未体験ゾーンに突入だー★
読了日:11月19日 著者:竹宮 ゆゆこ,絶叫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3847930

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫)
これはスゴイ! 読み始めて早々から惹き込まれてしまいました。読みやすいのに、とても面白い! 何より登場人物のキャラがいいですよね。そこが作者の筆力、というものなのか、各々の人物像がすごく分かりやすく浮かんできます。やはり馴染みのない医学界を舞台にしてますので、耳慣れない用語が出てきたり、作中の説明だけでは分からない、イメージしにくい、という事象も少なからずあるのですが、そんなことは問題にならないほど面白く読めます。ホント“すごい”のヒトコトです!
読了日:11月19日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3849465

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫)
下巻にきて、ようやくロジカルモンスター白鳥の登場。上巻まるまる一冊でてこなかったくせに、すごい存在感ですね(苦笑) このシリーズが人気ある理由の一つに、田口&白鳥の真逆コンビが大きく貢献してると思うわ。二人のやりとりは、読んでてすごく楽しいです★ この作品については、ドラマは知りませんが映画は観たので、筋立てやら知っているはずなのに、それでも最後までワクワクしたテンションを落とすことなく読了できました。読み終えたその瞬間から次作品を読みたくなります♪
読了日:11月19日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3850703

■オレンジチョコレート 1 (花とゆめCOMICS)
久々に少女マンガらしい少女マンガを読んだなあ…ってカンジ? ヒトコトで言ってしまえば、あちこちでよくありそげな“入れ替わりもの”、なんでしょうが。入れ替わりっぱなし、というワケではなく、入れ替わったり戻ったり、というところが面白いかも。これがどんな騒動を巻き起こしてくれるのか、どうやって決着つくのか、今後の展開が楽しみ♪ しかし、りっちゃんの独占欲はカワイイなあ…★(*^.^*)
読了日:11月19日 著者:山田 南平
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3851814

■オレンジチョコレート 2 (花とゆめCOMICS)
★★★★☆
読了日:11月19日 著者:山田 南平
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3852094

ヴァムピール 4 (アフタヌーンKC)
★★★★☆
読了日:11月20日 著者:樹 なつみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3858003

BILLY BAT 1 (モーニングKC)
★★★★☆
読了日:11月20日 著者:浦沢 直樹,長崎 尚志
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3858153

BILLY BAT 2 (モーニングKC)
★★★★☆
読了日:11月20日 著者:浦沢 直樹,長崎 尚志
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3858333

ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)
感想は下巻にて。
読了日:11月21日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3865112

ナイチンゲールの沈黙(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)
前作『バチスタ』と比べると、今回の物語は、幾分か非現実的にも感じられましたが、相変わらず読みやすさと面白さは健在。早々から物語に惹き込まれ、気が付けば上下巻一気読みしてました。読みきってシミジミ、これが映画化されなかった理由が何となく分かる気がするなあ…と。また、同名ドラマは観たんですが、あれはこの原作小説とは“名前と設定だけ借りた全くの別作品”だったことが、読んで初めて分かりました。…そりゃこのまま映像化は難しいだろう(^_^;)
読了日:11月21日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3865581

■殿といっしょ 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
相変わらず飽きのこない素敵な面白さ★ でも今巻は、巻末のおまけまんが・信之と小松の馴れ初め話に、その面白さすべてカッさらわれた感が無きにしもあらず。表紙のとおり、なんといっても今巻は真田家! ですよね! 表紙カバー裏も最高です!
読了日:11月21日 著者:大羽 快
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3871697

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)
感想は下巻にて。
読了日:11月22日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3878755

ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)
今回は前2作に比べるとサスペンス色が薄く、ミステリ…というか、社会問題を取り上げたノンフィクションを読んでいるようなカンジ。とはいえ、そこは小説、問題を提起しているようでありつつも充分にエンターテインメント。今作も前2作に負けず劣らず、ホント面白く読めました。なんていっても今回は、速水部長! キャラもいいけど、とにかくその生きざまがカッコイイったらないです。さすがの白鳥も、ちょっとかすんじゃってるかな? 速水部長を通して、救命救急について色々と考えさせられました。
読了日:11月22日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3879591

■ラ・プティット・ファデット La Petite Fadette
実に面白い! んだけど、一方で「うーん」と思うのも否めないかな。恋愛ものと云うにもミステリと云うにも、どちらも中途半端な感じ。途中まではよくある…でも切ない純愛ものだったのに、“どうしてそこで?”ってくらい唐突に謎解きが始まって、その解答を得て初めて、あああそこに伏線が…って思い当たることもあり、すごくよくできてるなあ…とは感心してしまう。けど結局、それまで語られてきた恋愛模様の行方はどこかへ行ってしまう。うー不完全燃焼っ!(>△<) そこらへん、もうちょっと何か欲しかったような気もします。
読了日:11月22日 著者:しかくの
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3890511

螺鈿迷宮 上 (角川文庫)
主人公・医学生の天馬大吉が、幼馴染みからの依頼で桜宮病院にボランティアとして潜入することになったものの、ひょんな事故で患者として入院することになり、それによって知らず知らずのうちに桜宮病院の暗部へと踏み入ってゆくことになる、…という、言ってみればそんなストーリー。話を追うごとに、どことなく黒い雰囲気がつきまとってくるので、先が気になってページをめくる手が止められなくなります。そして、桜宮病院で展開されていた斬新な終末医療には、なるほどなあ…と、かなり唸らされました。いろいろと考えさせられる部分も多いです。
読了日:11月23日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3893418

螺鈿迷宮 下 (角川文庫)
上巻に引き続き、読みやすさと面白さは変わらないものの…でも話が進んでいくごとに、心に暗く重くのしかかってくるものが大きくなり、最終的にはやりきれなさだけが残る、何ともスッキリできない読了感でした。白鳥はじめ姫宮や大吉の活躍もあり、謎はすべて解けたんですけどね。とにもかくにも、はたして生き残ったのはどちらなのか? これについては続編の構想もあるということなので、それを楽しみにしたいです。
読了日:11月23日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3894458

■聖・ライセンス 3 (HMB I 6-3)
★★★★☆
読了日:11月24日 著者:飯田 晴子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3906110

■聖・ライセンス 4 (HMB I 6-4)
★★★★☆
読了日:11月24日 著者:飯田 晴子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3906235

新選組刃義抄 アサギ 2 (ヤングガンガンコミックス)
★★★★☆
読了日:11月25日 著者:山村 竜也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3925315

武士道シックスティーン (マーガレットコミックス)
少女マンガってこともあって、すごく絵が可愛いくて読みやすい。可愛いのに、ちゃんと磯山の気迫の鋭さとか抱えてる想いの重さとかが、充分に伝わってくるカンジ。剣道のシーンも、繊細なりに迫力あって雰囲気満点。原作を知らないのでストーリーについては忠実なのかどうなのかは判じかねますが、普通に“剣道を題材とした青春スポーツもの”と考えれば、まさに“掴みはOK”ってなカンジでしょうか。まだ1巻という序盤なりに、充分に先が楽しみな展開に仕上がっていると思います。これから先、続きを読むのが待ち遠しいです♪
読了日:11月26日 著者:尾崎 あきら,誉田 哲也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3927388

■鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 1 (シルフコミックス 9-1)
絵も可愛いし、舞台の雰囲気もどことなく無国籍に異国風っぽくて好みだし、決して嫌いなわけじゃないハズなのに…なんかいまいち印象が薄い。普通に面白いとは思うんだけど、パンチが足りない? ってカンジかな? ほかにも、なんかどことなくいろいろと足りないような気もします。原作小説を知らないからそう思うだけだろうか? まあ、とりあえずまだ1巻で物語も序盤だし、気になるところで終わっていることもあるし、今後の展開に期待したいと思います。
読了日:11月26日 著者:宝井 理人,壁井 ユカコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3927455

■鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 2 (シルフコミックス 9-2)
物語が有生の過去にツッこんでいって徐々に深みが増して面白くなってきた、かも? 相変わらず、雰囲気はとても好みなものの設定がとても分かりづらいですが、“これはこういうもの”として割り切れば問題ないのかな。…つか、原作読め、ってことなのか? ともあれ、またあまりなところで“次巻に続く”となっているので、先がとても気になります。
読了日:11月26日 著者:宝井 理人,壁井 ユカコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3927560

風光る 27 (フラワーコミックス)
★★★★☆
読了日:11月26日 著者:渡辺 多恵子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3931137

武士道シックスティーン 1 (アフタヌーンKC)
絵が少女マンガ並みに可愛くて読みやすかった。一見すると丁寧に描き込みしているようにうかがえるのに、それでいて画面がゴチャゴチャして見えないところがすごいですね。剣道のシーンなんか迫力充分です。また、登場人物の内面重視、なストーリー展開をしているように感じました。まだ1巻という序盤ではありますが、主人公二人の違いは、よく表現されているんじゃないでしょうか。両極端なほどタイプの違う二人が、これからどのような時間を経て、切磋琢磨し友情をはぐくんでいくことになるのか、先がとても楽しみです。
読了日:11月28日 著者:安藤 慈朗,誉田 哲也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3954730

境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
全く“ライト”に読めないライトノベル(笑) まあ見た目からしライトノベルにあるまじきブ厚さなので覚悟はしてましたが…よもや、これほどまでに体力使うとは思わなかった。ともあれ、これだけのボリュームを使ってるだけあって、さすがに面白い作品です。しっかりした設定のもとに構築された世界観は魅力的。とはいえ、やはり掴むまでがものすごく大変ですね。ちょいちょい作中で説明が入りますが、それでも口絵や巻頭の資料(?)を何度も頼りました。ボンヤリながらも掴めてくれば、読み進めていくごとに先がとても楽しみになります。
読了日:11月29日 著者:川上 稔
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3966944

放課後のカリスマ 3 (IKKI COMIX)
ついに馬脚を現したか、ってカンジの理事長の本性(…なのか!?)に、背筋がウスラ寒くなりました。おかげで、史良もやっぱりクローンだった!? という初っ端の驚愕が薄れてしまいました。ちくしょう。…とはいえ、あの学園に在籍している以上、そうだろうな、とは思ってたんですけどね。神谷先生もアヤシイ動きしてたし。でも、まさかその父さんまでクローンだったとは全く思ってもなかったです。つくづく奥が深いですね、この作品。読んでいくほど、底が見えなくなってくカンジ。先の読めない展開にワクワクします。次巻も楽しみだ★
読了日:11月30日 著者:スエカネ クミコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3979337


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