2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『少年進化論plus』3

『少年進化論plus』3(創美社コミック文庫)/著者:くさなぎ俊祈 文庫で『少年進化論』全1巻+『〜plus』全3巻、まで読み切って…これまたグッと話が重くなったなあ、と。最初の『少年進化論』から話が進んで徐々に色々なものが明らかになってゆき風呂敷も…

『荒川アンダーザブリッジ』9

『荒川アンダーザブリッジ』9(ヤングガンガンコミックス)/著者:中村光 最初はモブ扱いだったラストサムライが、とうとう表紙にまで…! つか、中身でも村長と一緒にハッチャケてるし、相当主要キャラになってきましたね。うん、確かに、ジェラートごとき…

『少年進化論』

『少年進化論』(創美社コミック文庫)/著者:くさなぎ俊祈 まず設定がありえない! 父と息子が入れ替われるくらいソックリ、ってのは、ありうることかもしれないので許容できるとしても。よりにもよって29歳の父親が13も年齢サバ読んで16歳として大人気ア…

『四畳半神話大系』

『四畳半神話大系』(角川文庫)/著者:森見登美彦 この著者の作品は、どれを読んでも男汁が全開な物語ばかりで…(苦笑) これまで読んだ中で唯一の例外は『きつねのはなし』くらいですね。でも、そこがこの作者ならではの独特な面白みだと思う。それによる…

『鴨川ホルモー』

『鴨川ホルモー』(角川文庫)/著者:万城目学 なんか…評するのに困る作品だなあ…(苦笑) でも、文句なく面白い作品、であることには間違いないです。現代を舞台とした小説に、“日常の中の非日常”という要素が織り込まれることを許容できる人であれば、と…

『GENTE』1

『GENTE』1(Fx COMICS)/著者:オノ・ナツメ 同作者の『リストランテ・パラディーゾ』の続編? と聞いていたけれど、続編ではなくて、番外編みたいなカンジ? でした。物語の舞台であるリストランテに働く従業員一人一人にスポットを当てた短編が何作か収…

『図書館戦争SPITFIRE!』1

『図書館戦争SPITFIRE!』1(電撃コミックス)/著者:ふる鳥弥生、原作:有川浩 これは面白いです! 例によって、原作小説に興味があり、まずどんなもんか漫画から読んでみるかーと思い立ってみた、ってだけだったのですけれども…よもや、こんなに面白い作品…

『図書館戦争LOVE&WAR』1

『図書館戦争LOVE&WAR』1(花とゆめCOMICS)/著者:弓きいろ、原作:有川浩 これは面白いです! 例によって、原作小説に興味があり、まずどんなもんか漫画から読んでみるかーと思い立ってみた、ってだけだったのですけれども…よもや、こんなに面白い作品だ…

『幻想綺帖』一

『幻想綺帖』一(ソノラマコミックス 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)/著者:波津彬子 これぞ“タイトルに偽りなし!”ってものでしょう! 『幻想綺帖』――この一冊にこれほど相応しいタイトルなんて、ほかに無い。この作品は、古今東西の幻想的な物語を作者が…

『ミミズクと夜の王』

『ミミズクと夜の王』(電撃文庫)/著者:紅玉 いづき 思いのほか泣けて泣けて…読み終えてすごく心が温かくなりました。ヒネリやら含みやらを一切合切すべて取り払ったどストレートな展開に、グッと心わしづかみにされちゃいました。良質の童話を堪能したな…

『GOSICK』1

『GOSICK』1(角川コミックス ドラゴンJr.)/著者:天乃咲哉、原作:桜庭一樹 これは意外に面白い! 何となく原作小説に興味があり、とりあえず試しに漫画版から読んでみようか、と購入に踏み切ってみたワケなのですが。…なんででしょう、読んでて結構わく…

『永遠。』

『永遠。』(講談社文庫)/著者:村山由佳 すごい“いいなあ…”っていうジンワリとした感動に浸れる物語。こういう雰囲気、すごく好き。ただ…いかんせん分量が短すぎる!(涙) ただでさえ薄っぺらい本の、その1/3があとがきで、実質の分量は2/3だけ。…

『塩の街―wish on my precious』

『塩の街―wish on my precious』(電撃文庫)/著者:有川浩 巷で話題の大人気作家、ということで、また、以前から『Story Seller』のようなアンソロジー本で短編作品を読んでいたことも手伝って、ようやく有川浩という作家に興味を覚えてきた昨今。…お恥ず…

『化学室へどうぞ//未来版. 』

『化学室へどうぞ//未来版.』(ビーボーイコミックス)/著者:本庄りえ 『続・化学室へどうぞ』の続きがあると知り、何となく気になったので、古本で購入してみたけど…ぶっちゃけ、読まなきゃよかったかな、ってカンジ?(-_-;) 主役カプの“その後”が気にな…

『生徒会の一存』1

『生徒会の一存』1(角川コミックスドラゴンJr.)/著者:10mo、原作:葵せきな 原作小説『生徒会の一存』が、この夏の『角川文庫 夏の100冊』に入っていたこともあり、また、既に巻数も5〜6冊ほど重ねているようなので、どれだけ面白いのかと以前から興…

『リストランテ・パラディーゾ』

『リストランテ・パラディーゾ』(f×COMICS)/著者:オノ・ナツメ アニメ化もされたというあちこちで話題の作品、ということで、本屋に行っても平積みされてるし、前々から気にはなっていた作品、なんですが。…とはいえ、味があって良いとは思うけど、どう…

『殿といっしょ』1

『殿といっしょ』1(MFコミックス フラッパーシリーズ)/著者:大羽快 再読。やはし何度読んでも面白いったらないです。つか、そもそも前に読んだのはいつのことか…(汗) 昨今の『天地人』マイブウムの所為なのか、2+3巻を購入してしまったら、以前に読…

『陽気なギャングの日常と襲撃』

『陽気なギャングの日常と襲撃』(祥伝社文庫)/著者:伊坂幸太郎 個人的には、前作の『陽気なギャングが地球を回す』よりは今作の方が面白い、と感じたかも。やっぱ今作の方が伏線の張り方も巧妙だったような気もしましたしね。先の読めない息をつかせぬ展…

『江戸カルタ』

『江戸カルタ』(KCデラックス)/著者:飴あられ 江戸時代を舞台にした短編4編。どれもハッピーエンドなので、読んでてほんわ〜りとした気持ちになれる良い話ばかりです。こういう雰囲気の、なんかじんわりスキだなー♪(*^_^*) また、4作すべてが微妙にリ…

『やさぐれぱんだとうさぎとかめ』

『やさぐれぱんだとうさぎとかめ』(小学館文庫)/著者:山賊 このユルさは、どこまでも健在だなあ…どうしてこんなに好きなのかアタシ? 初めて読んだ頃のインパクトに比べれば、ちょっとそれは足りなくなってきた頃合かもしれませんが、まだまだ充分面白い…

『片眼の猿―One-eyed monkeys』

『片眼の猿―One-eyed monkeys』(新潮文庫)/著者:道尾秀介 道尾秀介作品を読むのは『向日葵の咲かない夏』に続いてこれが2作目なんですが。両作品に共通して感じたのは、最後の最後まで引っ張られたあげくに裏切られる、ってこと。ホントこの作者さんは…

2009年8月の読了本

◇ 菊の読書生活期間 : 2009年8月1日 〜 2009年8月31日読了数 : 75 冊エンド・ゲーム - 常野物語恩田 陸 / 集英社 (2009-05-20)★★★★☆ 読了日:2009年8月31日蒲公英草紙―常野物語恩田 陸 / 集英社 (2008-05-20)★★★★☆ 読了日:2009年8月31日光の帝国―常野物語…